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ペペ・トルメント・アスカラール結成5周年記念講演
「1000年後の南米のエリザベス・テーラー」にむけて(初心者向け)
5年前の6月9日、ワタシは11人編成のオルケスタをデビューさせました。それはワタシ以外、ピアノ1、ベース1、パーカッション2、弦楽四重奏団(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1)1、そしてハープ1とバンドネオン1という異様なもので、厳密に言えば、<静かに異様な存在>であること、ロココよりもマニエリズムよりも静かで、厳かで、しかし良く見れば明らかに狂っている。という、異様/威容をワタシは求めていました。特に、ハープとパーカッション、バンドネオンとパーカッションという二つの軸は極端な折衷で、基本編成としてひとつのオルケスタに装備されているというのは世界に類例がありません。これ見よがしに奇矯な自作楽器やエレクトロニクス、物珍しく映ってしまう民族楽器を並べるのはワタシの美意識に反していたという訳です。ジャンル的に言うと、ラテンラウンジと現代音楽とアコースティックアフロポップとオペラとサルサの融合というのが最近似ですが、これ等のどれも聴いた事が無い。という方は、異様にエロくて、猛烈にアガるやつ。という程度の認識で充分です。
名前は、スペイン語辞典をめくりながら「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」としました。英語に逐語訳すればプレイボーイ・トーチュア・スイートといった所でしょうか。ペペは「伊達男/色男」、トルメントは「拷問」そしてアスカラールは「砂糖漬けにした/甘い」という意味です。スペイン語は日常会話ですら全く話せませんので、名付けの作業はとてもスリリングで悪夢的な悦びがあったことを今でも憶えています。特に、結成当初から楽団員に複数の女性がいたのにも関わらず「ペペ」と名乗る事に。彼女達も伊達男の部分を成すのです。
結成し、デビューさせた直接のきっかけは、ワタシのセカンド・ソロアルバムである「南米のエリザベス・テイラー」(05)のリリース・パーティーでした。2004年にワタシは「デギュスタシオン・ア・ジャズ」という最初のソロアルバムを出しており、これがモダンジャズの歴史に対してポストモダンジャズを謳った、つまり極端にジャズ・オリエンテッドかつ、未来的なコンセプトのアルバムでしたので(ダブセクステットは、このコンセプトをバンド活動の形式でエンターテインメントに引き継いだ集団です)、二枚目のソロアルバムは、もっとイマジネーションを拡大し、具体的に言えば、幼少期のトラウマにまで遡って音楽の力を召還する事を目的としました。丁度ワタシは、2003年いっぱいで、不安神経症の治療の為に精神分析のセッションを終えていました。
時を同じくして、ワタシは今は亡き「エスクアィア日本版」のジャーナリストとして、アルゼンチンのブエノスアイレスに取材に行く仕事が決まりました。この、地球の真裏、即ち最遠地への旅は、ワタシのその後を決定しています。不安神経症と精神分析の経験がある方ならば、飛行機に片道40時間以上乗り続ける(しかも、帰路は一人だけで)という行為が、治療の終了、そして人生のやり直しを意味した事をご理解頂けるでしょう。現在も続く、新宿歌舞伎町暮らしは、この取材の直前から始まっています。
「南米のエリザベス・テーラー」というのは、ブエノスアイレス行きが決まった瞬間に一挙に沸き上がって来た白日夢的なイメージでした。きっと遠い過去、或いは遠い未来、世界中に「○○のエリザベス・テーラー」と呼ばれた女優達が存在/非存在したのだ。北京のエリザベス・テーラー、ボンベイのエリザベス・テーラー、ローマのエリザベス・テーラー。しかし、中でも「南米のエリザベス・テーラー」と呼ばれた女優は、最も悲痛な人生だったに違いない。誰もが彼女の本名は忘れてしまい、徒名とイメージだけになってしまったその女優は、とても悲しい死に方をしたのだ。我々は、その存在/非存在する女優を弔い、召還し、祓い、再び還すのである。このイメージは、この取材中、そして作品が出来上がるまで、色あせずにずっとワタシの中に残っていました。つまり、ぎりぎりで、分析され切っていなかったのです。
ブエノスアイレスでのイメージの凝集(ジャケット写真は、世界三大オペラハウスのひとつであり、南米大陸唯一の、格式あるオペラハウス、テアトロ・コロンのバルコンで無断撮影した物であり、ワタシが見つめているオペラは、「クラシック作曲家」としてのニーノ・ロータの、まったくダメなオペラです)そしてパリと東京でのレコーディングによって、この作品は完成しました。現在でもこのオルケスタのキラーチューンとなっている「ルペ・ベレスの葬儀」に召還されているルペ・ベレスは、実在する女優です。彼女の、極めて滑稽で、極めて悲痛な死に様は、ケネス・アンガーの「ハリウッド・バビロン」の中で、ほとんど嬉しくて嘲笑っているかの様な文体によって活写されています。「メキシコのお転婆娘」というニックネームがつけられた陽気な彼女でしたが、スキャンダルまみれの映画界に疲れ、まだ若く美しいまま死にたいと、豪邸で着飾ったまま自殺を試みます。死後の遺影カメラマンも雇い、準備万端整えてから事に及びますが、最後の晩餐で食べ過ぎた故郷の味タコスのせいで、トイレの便器で吐瀉したまま亡くなります。写真は、生前の彼女の姿です。
こうして、実在の女優、存在/非存在の女優、という階層が整えられましたが、ジャック・ラカンの三界(現実界、象徴界、想像界)に倣って、更にそこにカヒミ・カリィさんを召還する事にしました。ヴォーカルはパリ19区にあるスタジオで、ゲイの青年エンジニアによって録音されました。当時キトゥンのまま大人になりかけていたカヒミさんの声を霊的/母性的なヒエラルヒーで捉えた、これは最初の作品だと思っています。ワタシはこういったイメージ構造のプランニングを、誰にも話さず、黙々とスタジオワークをこなして行きました。
作品が完成し、お披露目にオルケスタが用意されました。歌舞伎町に越してから、丁度一年が経っていました。当時ワタシは、様々なメディアへの露出によって、丁度現在と同じく、初めてワタシを知る、大量のビギナーの方々に囲まれていた所でしたし、それまでのワタシの作品(DCPRGやスパンクハッピー)の愛好家の方々も併せ、作品自体も数多く手に取られ、お披露目のパーティーにも大勢の人々がやってきました。しかし、そうしたほとんどの人々にとって、この作品も、デヴューの演奏も(不完全すぎた事も加味され)難解すぎ、賛否両論の渦の中に巻き込まれました。
しかし、それらは総て、予想されていた事でした。ワタシの当時の欲望の中には「理解されたく無い」という拒否の衝動、「賛否が割れて揉めるのが見たい」というミスティフィカシオン(自己神格化)の衝動が強く残っており、それが達成された訳です。この、賛否両論を喰らうオルケスタは、幻視の様にして、今夜で消えてしまう。ワタシは欲望の達成に総毛立ちながら、絶望していました。
たったひとつ予想外だったのは、一夜限りの筈だったオルケスタ(もしワタシが継続を望んでも、維持だけでも莫大な予算のかかる金喰い虫が仕分けられずに生きながらえられる筈は無いのでした)が、継続的な活動を行うバンドに変貌を遂げた事です。このオルケスタを愛して下さった数多くの人々とワタシは共闘し、理解拒否やミスティフィカシオンの衝動は、昇華され、霧散して行きました。経済的な問題は、集客が増える事で、あっけなく解決してしまいました。いつでもワタシは、問題は自我の中にのみあると思っています。
我々を待っていたのは(ニューロティックの対語としての)ヘルシーさでした。スキルを上げ、表現したい領域は拡大し、即ち、芸が磨かれて行ったのです(ワタシは、こうした事は生まれて初めてでしたが、リハーサルと別にメンバーをスタジオに招集し、ポリリズムやポリモードに対するワークショップ的なトレーニングも行いました)。しかしこれは、病理を一面的に避忌し、毒抜きの商品クオリティを上げた。といった話ではありません(歴史上そうした話の原形と成ったエピソード群は、総て幻想であるとワタシは思います)。精神分析治療の終了、歌舞伎町での生活、そして何より、リズムそしてサウンドそして声は、ワタシの幼少期のトラウマと現在の自我とのコミュニュケーションを調停し続け、ワタシの表現と、共闘者のポジショニング、現実への入射角を、逆方向に、爆発的に拡大したのです。昨年末に一旦終了したオーチャードホールでの三年連続公演は、その、最初の極点を示していたと言えるでしょう。
度重なるメンバーの交代も含め(現在、結成当時からのメンバーはワタシを含め約半数です)、アルバム3枚(「野生の思考」「記憶喪失学」「ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ」)と数多くの公演が数えられているうちに、映画と映画館への記憶、その喪失症を音楽化しているうちに、気がつくと5年間が経っていました。オルケスタのコンディションが絶頂期にある状態で、数多くのファンの皆様と結成5周年を迎えられた事を、感慨深く、とても嬉しく思います。5年前と同じ日に、同じ場所に立たせて下さった神の采配に感謝します。我々は共に、5つ年を重ねました。ツアータイトルは「1000年後の南米のエリザベス・テーラー」としました。
有り難い事に、既に数多くの御贔屓筋/共闘者を抱えるオルケスタですので、東京でのパーティーは混雑が予想されます(3月のパーティーでは、泣く泣く当日入場をストップさせて頂きました)が、名古屋ブルーノート公演と京都KBSホール公演は当日でもお越しいただけます。名古屋はブルーノート式の、所謂高級ジャズクラブ仕様ですので、このツアーで唯一、ワインや料理をお楽しみ頂きながらシッティングでご鑑賞頂けます。セカンドセットは完売に近い状態ですが、ファーストセットはまだ残席ございます(詳しくは直接ブルーノート名古屋にお問い合わせ下さい)。
京都公演は前回「悲しき熱帯/京都」と同じ、スタンディングのパーティーですが、今回は大幅にブロウアップし、対バンありの2DJスタイルを取っています。対バンは日本のヒップホップのオールドスクーラーであるいとうせいこうさんをメンバーに擁したこれまた絶好調の口ロロという、強烈なラインナップです。しかしながらこの日、坂東玉三郎氏の舞踊特別公演が南座で行われる。というギャグを書きましたが、実のところ、我々がアルバムを捧げた故・ピナ・バウシュが主催していたブッパタール舞踏団の滋賀公演(そして、公演後の、浅田彰さんの講演つき。また、関西地方での公演はこの一回きり)と表裏でぶつかってしまっていることは、一転して神の采配にクレームをつけなければいけないようです(笑)。しかし、ブッパタールのダンスがスタートするのが14時、終了後の講演が16時からですので、多少エレガンスに欠けますが、指名手配犯のように高速で移動すれば我々の公演に滑り込む事が出来ますので、よろしくお願い致します(笑)。
移動者として各地にお越しいただく皆様に於かれましては、各地のホテル、レストラン、料亭、バー、デパート、名所旧跡等と我々の演奏をともにお楽しみ頂ければと思います。僭越ながらワタシがお勧めする名店のいくつかは当欄にご紹介させて頂いております。ミシュランも東京版は信用出来ますのでご活用下さい。我々は愛に関して、美に関して貪欲です。そのどちらもどうでも良いと思いこんでいる人々でさえ、そうした波動を受ければ、内なる神話を語り始めるのです。与え、受け入れるのではない。我々は共に、律動を、響きを、歌を、ガイストのいる領域を、その身に再会させ続けるのです。
菊地様
今日 BLUE NOTEに行きました。初めての菊地さんのライブでした。柱の陰からこっそり聞いてましたが すごくステキでした。うまく言葉にできないけど ほんとステキでした。ライブっていいなぁと久々に思いました。サインをして頂きましたが
何も言う事ができず、感動した事をお伝えできませんでした。え~ん、え~ん、カッコイイよぉ~菊地さ~ん。香水の香りが消えてしまうのが悲しいよぉ。クンクン。また早いとこ名古屋に来て下さいね。待ってま~す。
菊地成孔さま
書籍派でしたが、最初はもっとも文学と互換性の高そうなバンドという事でペペトルメントにさせて頂きました。が、結局どれでも良かったのではないかと思いました。圧倒的でした。日本の音楽を生で聴く事はほとんどないのですが、凡庸な言い方をさせて貰えれば、どこの国に来たのかまったく解らなくなりました。音色、技術、響き、リズム、ルックス(楽団員の方々も、美男美女ぞろいで、しかもハイクオリティなのでした)どれを取っても素晴らしい水準で、失礼ながら物書きの余芸だと思っていた事を深く恥じております。驚きの連続でした。花と水、ライブダブセクステットも必ず伺わせて頂きます。お体にお気をつけてこれからも頑張って下さい。
はじめてメールをします。◎×△と申します。
「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の名古屋公演、6月4日の1stステージに行きました。
菊地さんのライブは初めてです。
前半の演奏、ノンアルコール状態にもかかわらず、うっかりと、うっとりしてしまいました。(うまく表す言葉が下手ですいません!)音楽のライブでこんな感じになったのは、初めてで。なんと伝えたらよいか…。
後半の演奏は、椅子に座っているのがもどかしく、踊りだしたい衝動を抑えていました。
菊地さんの持っているロマンティックな感じ(これも良い言葉が見付かりません)が大好きです。
サインを頂く時に、SACDのイベントの話題を少しした時の自分の受け答えが、ボケーっとしていてすいません。
あと「憂鬱と官能を教えた学校TV」の校長キャラを楽しみにしています。等とふざけたことを申してスミマセン。。(帰りに喫茶店で反省モードに入っていました。)
でも、全くの音楽初心者なので、「憂鬱と官能を教えた学校TV」も、かじりつくように観て、復習しております。楽しみです。
ライブの衝撃が凄くて、誰に伝えたら良いか分からず、ご本人様にメールを書くことにしました。
ありがとうございました!
菊地成孔様
はじめまして。愛知県在住の○△と申します。
友達の誘いで、今日はじめてあなたのライブに行きました。
ヨウツベの画像を見る限り、なんかムツカシそうだなぁと思い、行くのをためらっていたのですが、
「ユングのサウンドトラック」と「服は何故、音楽を必要とするのか?」が超好きで(音楽理論の本は解りませんが、でも普通に好きです)、友達に「この本知っとる?」と聞いたら、なんと菊地さんの音楽の大ファンでした。
音楽はクラブもの(最近はダブステップ)しか聴かないのですが、菊地さんのはムツカシイけれども凄く良くて驚きました。何で今まで行かなかったんだろう。「フォービギナーズ」に、「理解されたくない」という感じがあった。と書いてありましたが、そういう事なんでしょうか。新しい世界が開けたら、金の鉱脈だった。みたいな感じです。これからもライブに行きたいので、名古屋にもっと来て下さいね。それでは。
菊地成孔様
初めて行きましたけど、とにかくぜんぶ衝撃的で、慌てふためいています。菊地さんのこと、食わず嫌い(?失礼??意味違いますかね)の人って、全国に100万人ぐらいいると思いますよ。もっと宣伝して下さい。
菊地さま
初めてメールいたします。
名古屋2ndに伺った、×△と申します。
「 夢のよう 」 とは
まさに、あのライブのことを言うのだと思います。
キリングタイムが終わった瞬間の
感極まった紳士の叫び声と
真っ赤な照明に照らされた、ペペメンバーの姿が
くっきり思い出されます。
ガラスの破片が、心に刺さって抜けないようです。
ブルーノートは何度も伺いましたが
過去一番、音が良かったように感じました。
それも併せて、本当に、夢のようでした。
ペペの未来や、次の逢瀬のことを考えると、苦しくなります。
恋ですね。
菊地様
「M/D」を座右の書としており、菊地さんと同世代ですがネット活用派の中年野郎です。お見それしました。というひとことに尽きます。マイルスですねえ。つくずく。
キクチさん。はじめていったけど、もう東京も行く事にしました。まだ入れますか?
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右手のガラス張りがブルックスブラザース、その地下1階がブルーノート名古屋。どことなくNYに見えなくもないスクエアにて。
お決まりの、ホテルの部屋でこんにちは。
久しぶりでニューヨークに集合した全日本チーム。通称「侍ラテン」
菊地さま
座って聴きたかったので名古屋に密航しました。名古屋良いですね。菊地さんもリラックスして、いつもよりも現代音楽マイナス、水商売感覚がねっとりした演奏で、これぞブルーノート。という感じでした。濃厚で爽やかな「MG」美味しかったです。今度はブルーノート東京でもお願いします。
菊地さん
いつも名古屋ブルーノートも東京も伺うので、怪訝な顔をなさっていましたが、別れた夫の実家がありまして、夫のお母様と伺っています(笑)。変ですよね。すみません(笑)。
お母様(67歳)が菊地さんの大ファンで、とりわけ「ルペ・ベレスの葬儀」を聴くとかならずハンケチを出して涙を拭くので、わたしが落ち着いて感動したいのに、ぎりぎり出来ません(苦笑)。肉料理と赤ワインも併せて、それがわたしにとっての、名古屋ブルーノートでのペペです。
お母様の手をとって、やさしくして下さり、本当に有り難うございました。菊地さんが「お母様、お母様」とおっしゃるので、自分が菊地さんの妻になったような気分になり、余りに酷い夢想に笑ってしまいそうになりました(お母様は帰ってから年寄り扱いされたとやや不機嫌でした。笑)。
ヴォーカルから始まるという、意表をつくスタートで。でも、菊地さんの音楽には、スリルとおんなじぐらいの安心感があって、もう気がつけば7年も転がされっぱなしです。ワタシがお母様の年齢に成っても(バーであった、森高千里話みたいですが)転がし続けてください。それでは東京で。
「フォー・ビギナーズ」を読み進みながら
名古屋に行ってしまいそうだなぁ。な感じになり
シッティングのペペも見たかったし
ブルーノートと新幹線のチケットを手配しました。
名古屋に行って良かったです。
演奏が始まって
もっと自由になりたいなぁとか思ったりしてましたが
いつのまにか、大げさじゃなく
この曲のために生きていけばいいんだ。
みたいな気持ちになりました。
とっても幸せな気持ちになりました。
感謝です。
菊地様
当方、東京在住のアンチクラブ、アンチコンサートホール派のペペファンです。ブルーノート、コットンクラブ、100歩譲ってビルボードでやってください。07年の様にモーションブルーでも良いですが。
とはいえ、毎度毎度、ペペをブルーノートで聴く為に行く名古屋詣でも決して悪く無いです。当方おそらく菊地さんと同じく、赤ワインと魚のポワレを併せるのが好きで、弦楽器奏者の動く二の腕フェチなので、キクチさんナラムラさんラインの目の前が当たったりするともう極上経験です(ホリコメさんは後ろに引っ込んでいるのに)。錦のホテルに戻ってバーで溜息をついていると、このまま死んでしまいたいです。
一番弦楽の手が激しく動く「ソニアブラガ事件」や「行列」をジャズクラブでやらないのが唯一の不満です。いつかお願いします。
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終了後の店内。ブルーノート的としか言い様が無い空間。
一時期は全国に4店舗あったブルーノートも、今は東京と名古屋と横浜しかない。
名古屋でのタニマチである山本さんと記念撮影、にこやかな笑顔だが、広域暴力団「月曜会」の組長。組員は現在2万人とも3万人とも言われて(ウソです。月曜会は読書サークルである。3周年おめでとうございます。チケットを400枚も500枚も買って下さりあり(ウソです))
京都(1)
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Jun-07-2010
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菊地様
今日もお疲れ様でした。
京都の御客様も大満足だと思います。
いくらなんでも贅沢過ぎますよ。
東京で聴くよりも盛沢山ですもの。
ところで、キリングタイムの時は気合入りまくりでしたね!
自分ももうバイオリンの激しさにやられました。聴きいってしまいます
よ、あれは。今回は振りかぶりすごすぎて、次に備え損ねたようでしたが(笑)
恵比寿でもキリングタイムを楽しみにしています!
今日もありがとうございました。
失礼しました。
菊地さま
いやあDJもっのすごく良いですね。青臭いキッズが「踊れない」なんて抜かしゃがってましたが、いってえどうやってやってんですかありゃあ?西部講堂思い出しちゃいました。またDCPRGやってほしいっていうリクエストはナシですか?
最初に長く強いトーンクラスターがいくつも続き、大儀見さんが天空に視線を向けてジャンベを連打した瞬間からもう涙が止まりませんでした。これは、悲しいとか、せつないとか、嬉しいとか、そういうことではないんだと思います。何でこんなに物凄い浄化の力があるんでしょう。気がついたら菊地さんが軽くワルツのステップを踏みながらニーノ・ロータの旋律を吹いていました。こんなに短い期間に、家の近所で二回もペペを聴けるなんて信じられません。心身がスッキリしています。ツアー最終日の成功をお祈り申し上げます。
もう日にちがかわっちゃって、昨日…になってしまったんですけど。
京都でのツアー、おつかれさまでした。
もう…わたし、どうしようって感じで終始 いきそうでした。(何回かいってました。)
夢の世界からしばらく抜けれません。
曲中に死んでもいいって思いました。
終わりにサイン会…むっちゃうれしかったです。
写真も一緒に撮って頂いて。
あと、なぜか?菊地さんのデジカメで写真、撮っていただいたんですけど緊張しすぎて全身ふるえまくりやったのでほんま気持ち悪い感じで、菊地さんのカメラに収まってると思うと申し訳ないです…
あの、「パイオニア CD-Jの操作によるピアノ・ソロ、UAのタイトルコール添え」
「ファム・ファタール~妖婦」
ほかにもいっぱい好きな曲はあるんですけど、この二つは何百回リピートしたかってぐらい好きです。
今日も、もう最高でした。
大大大好きです。
ほんまはサインしてもらってるときむちゃ言いたかったんですけど
震えが…じゃましました。
ずっと尊敬してるし、ずっと大好きな人です。
読んでくださってありがとうございました。
存在を、愛してます!!気持ち悪くてすいません!!
(菊地注*最近、「気持ち悪くてすみません!」「痛くてすみません!」という方が増えておるのですが・笑・概して自己申告されるような愛すべき方は大した事無いです。福沢諭吉も、天は上には上がいる。とはいったものでして、このワタシですら恐れおののく物凄い方がいらっしゃいますので、どうか御心配なく。興奮して自爆気味になってしまう女性、というのは、大変失礼ながら、一般的に見ても「可愛い」存在だと思いますよ。写真を撮らせて頂いたのは、余りに緊張して失神しそうになっていたので、それで撮ったのです・笑・すみません。っていうか、そんな程度の奴ですから、気楽に行きましょう・笑)
では。
キクチナルヨシさんへ
口ロロ目当てでいったんですがカッコ良かったです。っていうか、オトナたちの色気??って感じでステキでした。三浦くんが出るんでリキッドもいきます。またウットリさせてください。それでは。
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京都のクラウドは名古屋よりも濃厚で熱烈であり、掲載が躊躇われる様なメールが多く(笑)、あっさりしている順に載せています。
噂の「天地創造図」の前でDJ中の筆者(撮影は関西地方のジャズフリーペーパー「JAZGRA」の藤岡氏)。
メトロさんのご協力により臨時のバーが設置された。
京都(2)
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Jun-07-2010
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Jun-02-2010のfor beginers,(in other words, for aspirantes) ありがとうございました。
わたしも、自分を失ってしまうことほど甘く、深いものはないと思っています
それは失うことなのか/得ることなのか もうどうでもいい
菊地さんは、そのためのツールを、手妻師のように。
あなたへのdesirはdessertのようなもので特別すぎるものだけれども
grand to hear your voice,
grand to know about you!
菊池成孔さま
京都公演ありがとうございました。サインをいただいた○△×と申します。
4月にビルボード大阪でお会いした後、また京都でお目にかかれるとはこの上ない幸せです。
去年の京都公演ですっかりぺぺは踊るものと、私の体に刻み込まれてましたので、今回は最初からリズムにもっていかれてました。
今回は特に菊池さんがいっしょに踊ってくださったような気がします。
会場全体のグルーブ感に包まれて、メイクラブしているようなリズムにゆれていました。
サインいただいたときの菊池さんの瞳は、あまりにまっすぐで力強く、でもやさしい眼差しだったので、くらくらしました。
「ユングのサウンドトラック」ついての感想をお話しようと思っていたのに、
真っ白になってしまいました。
また関西に来られる日を楽しみにしています。
CARISSIMA NOSTORO TESORO、、
(親愛なる、私たちの宝物)
名古屋、京都と連日のツアー、お疲れ様でした。
素晴らしい時間をありがとうございました。
本当に、行って良かったです。
うっとり踊って、ポーッとして、極楽でした。
ステンドグラスとペペ、とてもマッチしてました。
幸せな、幸せなゾクゾクでした。
古風なスポットライト、演奏中も注目してました(笑)良かったですよ。
最後は、菊地さんのトークのテンションが盛り上がって、とてもワクワクしました(笑)
うふふ、、
とっくに終了時間をすぎても、ちゃんとアンコールをして下さるので本当に嬉しいです。
行きたいけど、なかなか都合が付きにくい…苦悩はしておりましたが、先に差し上げたメールのとおり、前日に行くことを決めました。(笑)
菊地さんの速報から、今までのペペや菊地さんとの思い出があふれました…。
菊地さん、元気になって良かったです。
また、ペペ持続の奇跡/宿命に感謝するばかりです。
まさに'ペペ'の菊地さんから受けた、甘い拷問それに取りつかれてしまった私は、いつかの菊地さんのガールフレンドのように、それを味わえるなら死んでも構わない。。(前から書いていましたが)そんな余韻をペペのライヴ後に持っていました。
ペペの名前を解説していただいて、ぴたりとリンクして、拍子抜けすら感じました。
いつものドレスアップも、勿論菊地さんや会場をイメージして。
メイクラブを決心している心境と、さほど変わらないのかもしれません。
その心は、愛と美に向いているだけ。。
もう聴けないかもしれないのに、後悔できなーい!!!
この想いにつきました…
DJをされていた姿を拝見した時、
あ~ナルタンお変わりなくいらっしゃる~☆と感激しました。
真剣にプレイされてるのに、なるたん!とか細く声をあげてしまいましたがお気付きになられたかしら。。
ブースの前で、イランイランのブラックミニドレスで、溶けてた女です…
失礼致しました:->
水曜のリキッドも、素晴らしい夜になりますように…
I TANTI BACI
(たくさんのキスを)
菊地成孔様
数年ぶりにメールを差し上げます。
「1000年後の南米のエリザベス・テーラー」京都公演に伺いました。
昨年11月のKBSホールから半年、思いがけずこれほど早く京都で二度目のぺぺのライブを聴くことができたのは本当に幸せでした。
二度目でしたので、一度目よりは少し冷静に聴いてしまうのだろうなぁなどと思っていましたが、杞憂に過ぎませんでした。
昨年春の『花と水』公演でも、夏のダブ・セクステットでも、また秋のぺぺでも、「これまでの人生でこれほど素敵なライブはなかった」と毎回思いましたが、今回もやはりこれまで以上に強くそう感じました。
『花と水』の粋さ、優雅さ。ダブ・セクステットのクールさ。ぺぺの妖艶さ。どの世界にも同じくらい惹かれます。でも、やはり『南米のエリザベス・テーラー』の悲しさがすべての原点なのかもしれないと思いました。
菊地さんの歌声はあれほどに魅惑的な音を奏でる楽団の中で、たくさんのどの楽器よりも素敵なお声で(菊地さんのサックスにも匹敵するくらいだと思います)、聴いていて苦しくなるほどでした。
菊池さんの音楽を聴くことに人生のすべてを捧げたいと思ってしまいますが、現実は仕事があったり、大切な家族がいたりで、そうもいかず難しいですね(笑)。
これ以上ない大切な時間をありがとうございました。
どうかお体をおだいじに。
菊地成孔様
京都のライブに伺った○×といいます。
美しい演奏を聴かせて頂きありがとうございます。
CDJから口ロロでペペっていう流れが最高でした!
対バンが口ロロってびっくりしつつ嬉しかったです。
縦ノリから変拍子まで、iPadからバイオリンまで聴きながら踊れて、盛りだくさんで楽しすぎました。
菊地さんのDJで一晩踊り明かしたいです。熱望です。
写真をまた一緒に撮って頂きありがとうございます。
パーカーにエナメルのハイカットのスニーカーを合わせられていて、トキメいちゃいました。
少年ぽいバランス感が絶妙ですね。
横に来て下さった時、菊地さんに抱きついてしまいそうなほどであぶなかったです。。
そしてスーツ姿が格好良すぎて今も思い返してくらくらしています。
柔かそうなタイにライン入りのパンツで、甲の薄いエナメルの靴の組み合わせって、青年にはできない菊地さんだから似合うお洒落ですよねえ!
(中略)
腸などお体の調子はいかがでしょうか。
完治する事を西から祈っています。
一緒に撮って頂いた写真を2枚送ります。
ベッドに入ってペペと菊地さんの夢を見られらたらいいなと思いつつ。
おやすみなさい。
追伸
愛しています。
菊地成孔様
ペペ・トルメント・アスカラールの京都公演、ありがとうございました。
まるで別世界に連れて行かれたような、不思議なペペの空気感と、菊地さんの魅力的な演奏に酔いしれる素敵な一夜となりました。
もっともっと演奏を聴きたいです。ぜひ、関西の公演を増やして下さるようにお願い致します。
*6月14日生まれ A型 双子の姉より*
きくちさま
ツアーお疲れさまです、おかえりなさい。
京都ライブ楽しかったです。
菊地さんがKBSホールを選んだ理由は、ステージ後ろの壁画(?)
が23パーセント、天井の高さが15パーセントくらい含まれて
いると思っています(笑)。壁画もホールの高さもすごく戦後の昭和
っぽいなと思います。私にとってはどちらも殆ど接する機会がなく、
それらを見るたびに見知らぬものに接する際の驚きがあります。
カップルの密着具合によってステージの見え方がかなり変わる
場所で見てました。(後で気づいたけど後ろで見た方がステージ
全部を見ることができたんですねー。)
菊地さんは始終かっこよかったです、演奏やその他の動作がいちいち
かっこよくてもう。同じこと(旅行先でライブがあること)があったら
また同じことをすると思います。見ない方が絶対後悔しますね。
今回は(場所的に)メガネ男子グループの様々な表情を沢山見ました。
鳥越さんが最初は茫洋とした顔だったのが集中してきたりとか、
始終クールな青弦さんとか、早川さんの顔が不意にとっても冷たく
見えたりとか。←これはフレームのせいかもしれない。
PAが最初微妙だったけど後ではいい音になってきてよかったです。
嵐が丘の後、(菊地さんが歌うとき、当初PAがマイクに音声を入れて
いなかったときの対応はとても素敵でした)ホールに熱い血が
めぐってきたような気がしました。うまく切り抜けたねよかった、
というものではなく、呼びかけに対する呼応というものでもなく、
それは思考を通さない反射的なものをあの状況が知らず引き出した、
ということかもしれないなと思います。
前のメールでおごったことを書いたせいか、旅行の段取りに失敗して、
最後の曲を聴けずに帰りました。残念です(涙)。家で「時さえ忘れて」
を聴きましたよ(苦笑)。
9日のリキッドルームをとても楽しみにしています。恵比寿からなら
歩いて帰れる、やったことないけど。それではまた。
菊地成孔様
ひとこと。あまりに安すぎ&贅沢すぎ。ちょっと心配。これも時代感覚?
菊池成孔さま
僕は趣味ですけどDJをやっています。菊地さんのバンドは聴いた事がなく、
CDも持ってないんです。
金ないんですみません。
でも東京にいる友達が菊地さんのDJをCAYとリキッドで聴いて失神しそうになってたんで、今回は菊地さんのDJを狙っていったんですが、想像してたより超絶にヤバかったです。
いとうせいこうさんに繋げるんで、オールドスクーラー感じが超あって、
右手のスクラッチ凄くないですか?コスりっぱなしでびっくりしたけど、気がついたらヘッドフォン無しだし、コスりがビートそのものになって繋ぐから、どうやってやってるのかなと思いました。
でも全部ニュエンドとかでRに焼いちゃってるだけかも知れないけど。でも異常にザラザラでペラペラでカッコいい!
BIG A RESPECT!!
<キャプション>
本番直前の菊地監督と侍ラテンの選手たち。
口ロロのみなさんとマネージャーさん。終了後、メトロ2階のカフェでアフターパーティーがあり、メンバー、スタッフと併せ、三浦氏、村田氏とともにキューバリバー2、テキーラサンライズ6、グラスの赤3を飲んで失神した筆者が目を覚ますと、そこは京都の高島屋内、すきやきの「三嶋亭」の店内で(次号に続く)
フォー・エクスパート
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Jun-08-2010
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明日、パーティーにお越し下さるクラウドの皆様へ(上級者向け)
毎度の御贔屓有り難うございます。オーガナイザーの菊地です。ツィッターをされている方は以下の案内を出来うる限りバラ撒いて下さい。
前売りは900に至っているので、前回と同じく、場合によっては当日を締切りらせていただく状況に成りうるので、ライブまでに行こうノリだとアブれる可能性がありますのでよろしくお願いします。
当日の流れをご説明します。ドアオープンでまず口ロロの三浦くんのDJが始まり、DEDE MOUSEさんに繋ぎます。三浦くんのDJは未知数ですが、高い可能性で、DEDE
MOUSEさんはカッチカチのアゲアゲです。終わるとワタシのDJが始まります。あくまで推測ですが、ここまでかなりアガりまくっている筈ですので、ワタシのDJはアブストラクトで音響的な、要するにゴダール生誕80周年への言祝ぎに甘いラテンラウンジが乗せられた様な感じのセットに成ります。30分やって、そのままペペのステージに成ります。ワタシはDJブースからそのままステージに向かいます。以下、最重要なので文字のポイント数を上げたいのですが、やり方が解らないのでやれませんが、ペペのランニングタイムは2時間弱を予定しております。つまり結成以来、最長のライブに成ります。
以上の情報から、皆様各々ウエアとシューズ、そしてフィロソフィーとアティテュードを決定して下さい。ドレスコードがあるとか、ひたすらラグジュアリーなだけの音楽だとかいうのは、現実を知らぬマイノリティの恐怖心が生み出した古い都市伝説です。前回のパーティーでは「踊るも何も、あんなに混んでたら踊れやしねえよ(笑)」という、嬉しいクレームを多数頂戴しましたが、ワタシの考えでは、どんなに密集していようと、全員でやればダンスは起ります。明日に限っては、ワタシの文責において、ダンスをホーム、非ダンスをアウェイとフィクスします。文学や映画好きで、クラブは苦手。といった文科系ファンの皆様は、悪い事は言いませんので家から出ないで下さい。
ドラッグはアルコール以外禁止します(キノコ/ラッシュも不可→あれらはモノリズムに併せるスタッフなので)。結成5周年祝いと、ワタシの生誕47周年祝いの品(手製のケーキとか、手製の爆弾とか)を御用意されている方は、決してステージには投げ込まずに(ピアニストは背中を向いていますし、ハープやパーカッションは持って逃げられません)、スタッフに渡して下さい。投げ込みは花束のみ有効とします。それでは明日。地球上で最も美しく平和な暴動を共にしましょう。ヨハネスブルクでは一日に50人が殺されており、タマコロ遊びの大会は現実との闘いを強いられています。
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1 導引(タケミツトーンで)
2 OST組曲(はなればなれに~アルファヴィル~バタ-フィールド8)
3 京マチ子の夜
4 パリのエリザベス・テーラー(cd-j添え)
5 パーセル(ディドとナンシー)
6 行列
7 大天使のように
8 嵐が丘
9 キリングタイム
10 儀式
11 ルペ・ベレスの葬儀
12 8 1/2
ENCORE
わたしのともだちアントニオ・カルロス・ジョビン
時さえ忘れて
ペペの5歳の誕生日を祝えないことをいまなお後悔しています。
先日、京都で行われたコンサートに行きました。"菊地成孔"が素晴らしい演奏をするのは『花と水』や『DUB SEXTET』のコンサートを観たことがあったので知っていましたが、"ペペトルメントアスカラール"があれほど素晴らしい演奏をするとは知りませんでした。
一応、CDは持っているのですが当日の両者の演奏はHi-Fiどころ話ではなく、それを軽く越えたまるで事件を目の当たりにしてるような気分でした。大天使が現れた時には数滴ほど落涙していました。鼻で笑いながら。思いっきり苦笑いしながら。
日常の生活に戻っても、不意にその時に感じた匂いや疲労、緊張と弛緩、ステンドグラスの太陽の目線などがフラッシュバックしています。
東京から遠く離れた九州にいることを、仕事をサボれない不甲斐なさを、あの日菊地さんに感動しています、感謝していますと伝えなかったことをいまなお後悔しています。
誕生日おめでとうございます。今日はとびきりの演奏でフロアーの方々と誕生日を祝ってください。
それでは、お体に気をつけて。
菊地さん
ぺぺ5周年&お誕生日、おめでとうございます☆
ご招待にしていただいて、申し訳ありません&どうもありがとうございました
楽屋までご挨拶に伺いたかったのですが、きっと、たくさんの方々がそうしてらっしゃるだろうと思い、メールにて失礼いたします
今夜はまた一段と、楽しかったですね~
5年前のお披露目も、わたし行っておりました
あのときすでに、すっかり魅了されておりましたよ
わたしが菊地さんのファンになったのは、確か、2004年の秋か冬くらいだったと思うのですが、それからの日々を思い返すと、うーん、とっさに言葉が出てきません
すべての曲、すべての演奏が素晴らしいのですが、クインテットのイスファハン、ぺぺの我が友ジョビンは、もう何度聴いても何度聴いても奇跡みたいで、幸福そのものとしかいいようがありません
前にも申し上げたと思いますが、菊地さんは誰にもできなかった、わたしの孤独のある部分、かなり大きな、を癒してくださった方です
これからも一緒に年を重ねて、楽しんで過ごさせていただきたいと思っております
御身お大事になさってください
ありがとうございました
菊地成孔さま
まあガラパゴスですよね。世界的に傑出した独自の存在というか。私は菊地さんがどうして世界進出されないのか、わざとなのか、何らかの理由があるのか解らないままなんですが<菊地注*後者の方です>、ともかく結果としては、極度に局地的な進化を遂げた、世界で一地点(日本列島)でしか体験出来ない、もの凄い物になって(しまって)いる。ヨーロッパ人とは言いませんが、中韓国人の人々の反応が見たいです。仰る通り、我が国は香港化すると思いますので、香港スターになってください。5周年お目出度うございます。5000周年までは楽勝だと思います(華僑のパトロネージがあれば)。
菊地 成孔 様
☆◎です。
昨日はぺぺの狂乱の祝祭を体験できて、もう最高でした!マジ凄くてヤバかったです!
5年前のぺぺ生誕を体験している友人は、今回仕事で涙ながらに参加できなかったので、彼らの分も踊り狂いました。
感想を求める友人に、今回のフルコース凄すぎて何から伝えたらいいか…超ヤバかった!としか言えないです。
身体に回るアルコールは準備万端で挑みました。
まず口ロロの三浦さんのDJにヤラれ、気持ちよくなった所でのDEDE
MOUSEさんは、これは全力で踊るしかないじゃん!って感じで、気付けばメインディッシュ前に汗びっしょりでアルコール抜けちゃって、うっわぁ、やっちゃった…って頭ぐるぐる息ハアハアしている所に菊地さんのDJ!これがまたヤバくって!聴こえるのは日本語なんですけど、Dリンチの世界に放り出されたようなトリップ感で、そうこうしている間に身体はつき動かされていき、内面は深ぁく潜っていき…ぺぺ!
ぺぺの演奏が始まってしばらくは、自分の奥深い所にあった痛みが気付かぬ間に剥き出しになっていて、演奏がもの凄く染みて泣いてしまいました。踊るぺぺのはずなのに!
京マチコの夜から、痛みを感じつつも、なんか楽しくなってきて、身体はつき動かされ心地よくなってきました。
いつもは、自分の中にある感情と演奏が共鳴して唸りをあげる感じなのが、今回のぺぺは深く潜りつつも身体はひたすらつき動かされてしまうような、現実感のないような不思議な感覚でした。
林さんの歌声も、現実の痛みの感情に共鳴しつつも、今までにない楽しさを感じました。続く熱狂の演奏の快感は凄まじかったです。それはもう日常と切り離された別世界で、現実に過酷な痛みはある、でも今はそれから開放されてただ踊るしかないと狂いまくりました。
そして、ルペ・ベレスの葬儀で…私笑っていました。楽しくって。
ペペの公演を体験して以来こんなことは初めてで、ありえないと自分でも驚きました。何度あの演奏に慟哭したかわからないのに、楽しくて踊っているなんて。そしてそれが本当に気持ちよかったんです…。
その後の81/2は、最高の食後酒のようにうっとりと心地よくて、溶けるようでした。
アンコールも、今回は素敵なデザートのように感じられました。
重厚でヤバい祝祭のフルコース、堪能しまくりました。ありがとうございました。5周年を迎えた奇兵隊オケの演奏を、これからも楽しみにしています。
ぺぺ・トルメント・アスカラール結成5周年 そして
少し早いですが、お誕生日おめでとう御座います!
時勢に照らしてフィロソフィーとアティテュードを決心し。。。
数年前にインドネシアのバリ島を訪れたとき、その少し前に爆弾テロがあったディスコの現場と目と鼻の先のブティックで購入したシルクのサマードレスを纏い(コスプレです・笑)ポリでうねる時空間に足を運びました。
菊地先生のDJを聴いていたら、すぐ傍に満面の笑みを浮かべた平岡先生がいらして、わたくし感極まって(嬉しくって)涙がこぼれそうになりました(微笑)――世界の言葉、ラテン、落語、歌謡曲(演歌)、オペラを、絶妙に調合した秘伝の香辛料にからめてシェイカーされるので、羊水(リキッドルーム)はポリ・リズムを刻む胎動で揺らぎ、子宮(ラウンジ)はチャンプルな多国籍/無国籍料理を貪る半身半獣たちの群れで犇めていておりましたね。。。(笑)
不思議ですね。音楽というこの世で一番儚い、質料がない振動そのものが、この世で一番強く“リアリテ”を感じさせてくれ、ガイストとダンスできるのですから。
生きているって(ライブって)、大仰なんかではなく、まさに奇跡です。
そのライブについて、いろいろと思うところはあるのですが、今ちょっと時間がないので、また反芻しながら、ゆっくり想い出を織り込みますね。。。
拝啓 菊地さま
昨晩のリキッド本当に楽しかったです。
5周年記念、お誕生日のお祝いと、
美しい音と素敵な夜でした。
眼鏡がなくて、楽譜を持ち上げて
困った苦笑いの菊地さんが
とてもかわいらしかったのが忘れられません。
昨晩の演奏は鳥越さんのベースに身がよじれるほどの
色気と美しさを見てしまい、思わず涙してしまいました。
林正子さんとの共演も2月に見たときより
パワーアップしていて、はち切れそうでした。
そして、何より、DJ
あれはまさに、ペペトルメントアスカラールそのものですよね。
そう感じました。
まだまだ余韻が残っております。
2か月この余韻を抱いて、
次回は桜座の南博さんとの花と水に伺います。
また客席からお会いできることを
楽しみにしております。
菊地成孔さま、ペペトルメントアスカラールの皆様
全公演参加させて頂きました。それぞれ(名古屋のファーストとセカンドさえ)別の魅力がありましたが、個人的には京都が圧倒的でした。リラックスしていて、霊性がかなり高かったと思います。DJも個人的にベストプレイ(総て聴いています)でしたし、フロアも踊り易い人口密度で、実際にダンス率が高かったです。菊地さんご自身の評価とは違うかも知れませんが<菊地注*違いません。ただその、人口密度が、少々踊り易すぎた様な気が・笑>。
リキッドのパーティーは格安で高評ですが、ペペが演奏するには端的に言って酸素が足りないし、暑過ぎると思います(笑)。何度もリードとタンポを触っていらっしゃいましたが、あれ、乾いちゃってるからですよね。ちゃんと音出るかなとハラハラします(何度もチューニングしてましたよね)。リズム隊もやや息があがっている様に見受けられましたが、あれじゃ仕方ないと思います。個人的には、天然の恵みが豊かな夜の屋外で聴きたいです。
しかし、そんな小事は(小事とはいえないけど・笑)吹き飛ばす素晴らしさでした。何よりも、菊地さんがメガネを置き忘れて最初から苦笑じみていた所で、菊地さん流に言えばあれも立派な神の采配ですよ。中継が入っていて、菊地さんのイタズラ心というかシャイさというか、頭のいい恥ずかしがりの不良みたいな魅力が前面に出ていたのも良かったです。個人的に、ラジオの時の、チャラい遊び人みたいな菊地さんが一番ぐっと来るので。
5周年おめでとうございます。私はティポグラフィカからの、所謂「紀元前」ですので、5年間なんてあっという間です。しかし、菊地さんと同じで、このバンドが5年も継続するとは思ってもいませんでしたので感慨無量です。いつでも若い、新しいファンの方が絶えない事を知っている証人です。ライブを聴いて、この5年間が走馬灯の様に駆け巡らなかった。まったく新鮮そのもので、現在そのもので、その事に驚きを感じています。
<キャプション>
DJブースより撮影。踊るラテン~アフロのクラウドと踊らぬドレスアップ/サウンドトラックのクラウドに二分が、音楽の分離と融合をそっくりそのまま鏡面的に配置していた。
ならむらみかの髪とメイク完成しました。ただいまより戦線に配備します。
録画クルー。筆者の録画され史上最大規模のクルーが投入され、楽譜が読めるスタッフがスコアを片手にスイッチャーの隣に座る。という大変な意気込み方だったのだが、結果はフジテレビ1、2、ネクスト!をお楽しみに(笑)。
ときめいたよときめいたよ。ちょっと古いケドときめきメモリアルよ。でも、クラブハイツがなくなっちゃったの、ほんっとうに惜しいよ。探してよ次ぃ~
菊地さん
五周年記念公演のご成功、誠におめでとうございます!
私は菊地さんが楽しそうに音楽を奏でている時を見るのが、いちばん好きです。(笑)
ずーっと前(笑)ですが、いちばん最初に話しかけてくださった時のことを今でも時々思い出します。それからずーっと変わっていないですが、私と話してくれる時、目がね、やさしいなぁーと思います。こんなやさしい目を持っている人にしか、本当に綺麗で清らかな音楽は奏でられないんだろうなぁーと思います。表現したいことが、たくさんあるとありましたが、5年後、10年後、25年後も聴きに行くので、菊地さんの音楽を聴かせてくださいね!
ありがとうございました!
ちゅ。
菊地さんへ
こんばんは、菊地さん。
リキッドルームの逢瀬、メガネが無くても最高でした。
菊地さんの音楽は本当に心臓をえぐるような力がありますね。
色々な感情や欲望が湧き上がってきて、物凄く挑発されます。
でも、靴が合わなかったのか足が猛烈に痛くなり、途中からはその痛さに耐え
朦朧としながら聴いていました。ちょっと拷問ぽかったかも(笑)。
私も菊地さんの音楽に出会って5周年です。
これから10年、20年と菊地さんの音楽は何処に向かわれるのでしょうか。
楽しみにしております。どうか長生きなさって下さいね。
素晴らしい時を有難うございました。
追伸
ペペの演奏に入る直前にかけていらした、歌曲が気になっております。
DJでクラシックをあんな風に合わせられるのは世の中に菊地さんだけですね。
機会がありましたら曲名など公開して頂けたらと思います<菊地注*ベルディとフォーレです>。
菊地さん
今日はいい天気ですね。
昨日のパーティ、すばらしかったです。
映画音楽3連続の流れの美しさとか
後半の盛り上がり方とか。
81/2の曲のやわらかさとか。
最近山田宏一さんが撮影した
「アルファビル」の撮影時のゴダールと
カリーナの写真を見て、ひさびさにアルファビルの
音楽が聞きたいなーと思ってたので
うれしかったです。
フロアがDCPRGのときみたいでしたね。
ちょっとなつかしかったです。
ホールもジャズクラブも、ドレスアップも
ヒールも好きだけど、フロアで踊るのが
一番好きだなあと思いました。
5年前の結成ライブだけは見逃したけど、
その後東京での公演は多分全部見てて
一度は名古屋のブルーノートまで行って
いろんなコンディションでペペの音楽を
楽しんできました。
25から30といういろいろあったような、
でも何も変わらなかったような5年間を
ペペの音楽とともに過ごせて幸せです。
数年前、ペペのライブ時期に「甘い生活」が
スクリーンでかかってたことがありましたよね。
あのときはじめてみた「甘い生活」が
カラーだったいう妄想が頭から離れなくて
見返すたびに(多分スクリーンでその後3回は
見ているんですが)モノクロで驚きます。
ペペの極彩色の音楽のイメージからでしょうね。
とりとめがなくなってしまいましたが、
またペペの音楽で踊る日を楽しみにしてます。
ではでは。
菊地様 ペペトルメントアスカラールの公演すっかり帰国中の恒例の楽しみとなっております。コンサートにあわせて国内での仕事を組んでいくようになりつつあるあたり自分でも驚きです。
菊地さんの音楽は3年前まで全く存じ上げず、突然ぺぺを聞いてすっかり魅了されました。迷宮に彷徨っているかの様なサウンドは心地よく私どもの(アシスタントも中毒デス)触手を刺激します。毎度この場で触れさせていただいてるライブ会場に現れるパスを付けた長身の美女にも今回もお目にかかれ、また次回が楽しみです。ライブの時にだけお目にかかれるちょっとしたオヤジのちょっとした恋心がオマケとは流石、甘い拷問です。隣にいた女性がピアノの方のマネージャーさんらしいと言っていたのですが、羨ましいなあ。。
ぺぺは香る音楽。次の香りが届く日をまた楽しみにしています。個人的にはライブたくさんやってほしいです(下心を含め)
菊地成孔さま
昨晩は素晴らしいショウをありがとうございました。
なんて濃密な夜なんだろうと思いながら
頭からつま先まで演奏に酔っていました。
まだ余韻が抜けません。
DJの最後にフォーレのレクイエムが流れたときには
何故か涙が私の頬を伝っていて、
魂を鎮めるための夜が始まるような、
厳かで盛大なショウのイントロに私たちは息を呑んでいました。
うっとりするような演奏の数々、林正子さんのソプラノ、
何もかもが心地よく、時に激しく身体に染み込んでいって
気付いた時にはエンドロールのようなニーノ・ロータが
流れていました。
素晴らしい一夜をありがとうございました。
どうぞ今夜はゆっくりと休んでください。
私はまだ余韻に浸ります。
PS
去り際の菊地さんはとてもチャーミングでした。
拝啓;菊地 成孔さま
菊地さん。リキッドルーム、スゴかったです。
うっとりしたし、みとれたし、心臓の奥にまで響きました。
やっぱり私、菊地さんがたまらなく好き。
タキシード姿の無精髭の菊地さん、すんごい素敵。
顔も手も声も、何もかもひっくるめて大好きです。
今回は、私、はりきって整理番号69番とったので、前の方で観れたのですが
あんまり近くて、少々目のやり場に困りました。
でも、菊地さんの汗がポトっとか落ちるたび、キュンキュンしてましたから。
なめらかに突き刺すみたいだったり、とびきりやらしかったり、
図太くていて艶やかだったり、清らかだったりする
菊地さんのサックスを聴くと、身体が悦ぶのがわかる。
ペペの皆様もソプラノの林さんもDJもタイバンも何もかもが素晴らしかったです!白装束の方も。
盛り沢山だし、上質だし、で、極上な最高のライブでした。どうもありがとうございました。
菊地さんへ
昨夜はごちそうさまでした。
4,000円、安すぎます!もっと取って下さい!(菊地さんに言っても仕方ないのかもしれないけど)
菊地さん、一つ言いたいことがあります。偉そうなんですけど、許してください。
ちょっとした、役にたたないかもしれませんが、偉そうな意見だと思って聞いてください。
演奏中に、菊地さんが手を使ってカウント&指揮をとってメンバーを導いていますよね。
あれは良くないと思うんです。
たまにやるならまだしも、そういう場面が結構多かったように思います。
曲が難しいのはよく分かります。
ただ、菊地さんがあのように「過剰」に指揮をすることによって、メンバー全員が、「ギリギリで演奏してる」「いっぱいいっぱいだ」という風に映ってしまう気がするのです。菊地さんの指揮やカウントがなければ演奏するのが困難だ、という風に映ってしまうということです(菊地注*スンマセン、実際にそうなのです・笑・精進させて頂きます)
実際どうなのかは分かりません。とっても楽に演奏しているのかもしれません。でも、メンバーの誰とは言いませんが演奏しなきゃいけない所を忘れてしまっていた。ように見えました。
林さんも、全身でリズムをとっていたように見えます。リズムについていくのが凄く大変だったように見えました。
でもそれが、とってもチャーミングでした。あんなに可愛らしく女性的な人だとは思いませんでした(笑)もっと厳格な人かと思っていたので。冗談とか通じないような。
こんな事を言うのはオコガマシイというか、本当に偉そうで申し訳ないのですが、
菊地さんにはいつまでもカッコよく素敵な男性でいて欲しいのです(昨日はカッコ悪かった、とか言ってるわけじゃありません!カッコ良すぎたし、エロ過ぎです!っていうか女性ファンが確実に増えてますよね!)
菊地さんがたくさん指揮をしなくても、バシっと演奏しているペペを見たいです。涼しい顔してとんでもないことやってる、それがカッコ良いです!(現時点でも十分とんでもないんですが)
色々と偉そうなことを言ってスイマセンでした。
とにかく、昨日は素敵な夜でした。
大好きな「時さえ忘れて」を最後に歌ってくださって、ありがとうございました。
スタンディングだと歌ってくれないかなと思っていたので、感動でした。
ありがとうございました。愛しています。
都内の魚屋で洋酒を売っている27歳男より
菊地さん
DCPRGのファンです。ペペのコンダクツの感じってドゥドゥの感じだと思うんですけど(DJでもロンドンのライブをスピンされていたし)あれ好きです。スカシ感はダンディハウスですよ!もうサバール抱えてダイブお願いします!!<菊地注*そりゃムリでしょ・笑>
<キャプション>
一番最初に投げ込まれたバラ。食べてしまおうかと思ったが、DJタイムの段階で3カメに狙われ、慌てふためいてしまい(DJ中に撮影された事が無いので)余り旨く処せなかった。無念。
この凄まじくも圧倒的な集団は何だ(正解は次回のキャプション参照)。
東京を代表するオアーティーセレブ。自分が主催するパーティーにこんなVIPが来る様になるとは感慨無量である。
東京3
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Jun-11-2010
菊地成孔さま
リキッドルームのライブが終わり、今すごい満足感です!!!
パーティでしたね!!!
口ロロ三浦さんDJ、デデマウスさんでどんどんテンションが上がり(お腹に響く重低音の何と気持ちのよいこと)、菊地さんのDJでいよいよ...!と気持ちが引き締まったといいますか。最初ちょっと緊張してしまいました。
(ペペ衣装でのDJもステキでした。DJのことは、本当に分からないのですが、コレとコレが合うのか...!!という驚きが(抽象的すぎてすみません))
徐々にセッティングが進むステージにドキドキして、メンバーの方が登場し、菊地さんが颯爽と移動されたときには大興奮でした。
ペペの演奏が始まると、「はなればなれに」や「バターフィールド8」でじわじわと妖艶な夜の音楽に引きずり込まれていくような感覚がしました。ペペの世界の入り口が開いたという感じで。ついソロのあとも、拍手も忘れて聴き入ってしまいました(菊地さんの力強い音色!汗が光るのもかっこよかったです...)。
その後の京マチ子、林正子さんの登場で「今はいつなのか」「ここはどこなのか」が全く分からないような状態になってしまいました。今はまだ昭和?それとも1000年後の世界?キャバレーにいるのだろうか、神聖な教会(ヨーロッパの)にいるのだろうか。自分がうっとりしていると同時に少し混乱するという、幸せな状
態になっていたのだと思います(「パリのエリザベス・テイラー」が聴けるとは!すごくよかったです)。
そのあとはどんどんテンションがあがり、じっとしてられるわけがない!という会場の熱気!!「大天使のように」からの流れはぐんぐん血が巡りますね~!ずっとずっと、動き続けていました。ステージが見やすいというのもあって、迷った末に5cm以上のヒール(ピンヒールではないです)を履いていたのですが、全
然大丈夫で(笑)多少脚は疲れましたが、あと2時間やるよって言われたら、喜んでいたと思います。
とはいえ、今回は2時間ペペの時間があって、満足満足でした(もっと聴けますけど!(笑))。私は、大体一年前に初めて菊地さんのライブを拝聴しており(代官山unitのダブです)まだかなり新参者のファンなのですが、今回の5周年記念に参加できて本当によかった・嬉しかったです(それにしてもダブも皆さまが全
員男前なのもすごいことですが、ペペのメンバー全員が美男美女ってのもすごいですね)。
この一年間、私が拝聴したどのライブも、「同じ」ものはありませんでした。それは比べる気にもならない、別のステージを毎回作り上げていらっしゃったという意味でです。きっと5年前の今日リキッドルームにいらっしゃった方も、毎回違う魅力を発揮するバンドを追いかけ続けていたら5年経っていたのじゃないかし
ら...なんて、勝手な想像ですが。
菊地さんが「現実感がない」とおっしゃっていたのが印象的でした。現実感のないまま、続けていただいたらありがたいかもしれません(笑)そうしたら、10年後20年後に私挙手します(笑)おばあさんになっても、ライブに通い続けていれば、スタンディングにも対応できるんじゃないかとにらんでおりますし。菊地さん
の全てが好きだなんてことは恐れ多くて言えませんが(実際ほとんどのことを知らないわけですし)、でも菊地さんの音楽が本当に好きです(本当は全部って言いたいんですけど!(笑))。今日、最後にあんなにハッピーな気持ちで帰るとは思っていなかったんです。もう少し、しっとりと、厳かな気持ちになって帰るのではない
かと。菊地さんのトークが面白いせいもあると思いますが(笑)、アンコール2曲で明るく幸せな気持ちになったのでした。そして、菊地さんの「ありがとう」が、心からのものだって本当に伝わるからです。演奏中、ライブ中、完全に私たちを好きになってしまうという菊地さんの言葉があまりにも真剣に届くからです。共に闘え
て幸せです。今日は、何て平和で美しい夜だったのでしょう。
長くなりました。フジテレビnext楽しみにしています(早速友人へ録画の要請)。勿論これからのご活躍も。
どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。
今夜はありがとうございました。
きくちさん
文系は家から出るなとか、倒れたり怪我するのも面白いですよねとかああいうのもう最高に好きですよ!
でも家から出てたみたい!!!入り口で最初からうずくまってる難民みたいな人が何人かいました!!背中さすってあげました!
トウキョウは菊地さんについてくタフさがたらんです!!
メガネ忘れたのも良かった!!もっとみんな踊れば良いのに!!!ネクスト!!ネクスト!ネクスト!!!!
菊地様
またまた凄い事になっていたペペ、素晴らしかったです!
前回のリキッドルームでは菊地さんのDJを途中からしか聞けなかったので
これは前売りを早々に買った人へのご褒美!?と悔しく思っていましたが今夜は堪能致しました。
歌と音楽だけでなく言葉でも踊れるなんてなんという贅沢!(今夜やったパリのエリザベス・テイラーでも同感でした。)
菊地さんは音楽もDJも、惹きつけて突き放しまた惹きつける具合が絶妙すぎます。
バラにキスしてるのもちゃんと見てました。DJブース周辺は何やらやんちゃな感じでしたね。
そして2時間のセット、凄まじくてもう言葉が見つかりません。こんなに攻撃的とは!まさに砂糖菓子の拷問。だんだんハードになっていく様も拷問らしいような。
2時間たっぷり責められた後は満足してうっとりして愉しくて、そしてあまりのかっこ良さになぜか悲しくなって・・・。低い靴を選んで行って良かったです。随分と踊りました。
少し早いですが、お誕生日おめでとうございます。
そしてペペの5周年、おめでとうございます。
これからもご活躍愉しみにしています。
お体に気をつけてください。
菊地成孔様
本日のリキッドルーム、参加させて頂きました。オープンの口ロロ三浦さんのDJから最高で、そのままペペまで本当に楽しい時間を楽しませて頂きました。ビール飲みながら踊りました。
ペペのステージでは、ストリングスの弓から散った粉が中空に舞い、そして消えていく様を見て、思わずエリック・ドルフィーの金言を思い出さずにはいられませんでした。
そういえば菊地さんのDJの最中、一瞬菊地さんが苦笑したような気がしたのですが、あれはあの時ループしていたフランス語が、ソラミミで「半魚人、半魚人、半魚人、半魚人、」に聴こえたからでしょうか?(失礼ながらその部分だけ何故かソラミミしてしまいました。)<菊地注*違います・笑>
次のステージを心待ちにしております。ありがとうございました!
ブースの近くにいたんですけど「え、こんなにカメラあんの」って小さい声でいってましたょね!!w
まんまキレキレのDJで良かったです!!ドゥドゥンジェローズミーツマリアカラス!!
菊地さん
記念すべき五年目を一緒に祝うことができて、本当に嬉しいです。
今日は菊地さんがいろんな顔をしていたような気がしました。
子供だったり、少年のような、貴族のような、大学教授のおじいちゃんの
顔だったり(すいません)、呪術師のような、聖者のような、、、
眼鏡をしてなかったせい?(笑)
「大天使のように」「時さえ忘れて」素晴らしかったです。泣きました。。
これからもずっとずっと応援し続けまからね。
ところで、私の近くにいた女の子が演奏中ずっと大事そうに花束を持って
いました。最後に舞台に投げたのですが、運悪く端にひっかかり菊地さん全く気いて いませんでしたが、受け取りましたか?<菊地注*スタッフが回収し、落掌させて頂きました>多分、その子からもメールがきて いると思いますが。メンバーのみなさんの分、一本一本違って素敵でしたよ。
それではお休みなさい。
大好きです!!
菊地くん
ひさしぶり。いろんな事に驚いてるけど、一番驚いたのは嫌いだったあなたの事を今日、ちょっと尊敬してしまったこと。音楽やってて良かったね。
菊地成孔様
こんばんは。お世話になっております。
ペン大の□×です。
只今、菊地日記を拝見しまして・・・・
「両手に花感溢れる一枚」を見てびっくり!
級長の背後で見切れている白シャツの人物・・・
私でございます(汗)
菊地さんと一枚の写真に納まっている嬉しさと同時に
「ドレスアップできなかった今回に限ってっ」という悔しさでいっぱいです。
そして、もう一点・・・
バースデーケーキを頂いてしまったというのに、ご挨拶もせず、
大変失礼いたしました。
今回は父<菊地注*「人間失格」の監督、荒戸源次朗氏)と、父の秘書の☆◎さんと伺ったのですが、
ライブ後、例のサプライズパーティーの会場に居たというのに
いざ、皆さんが順々にご挨拶…の段になって、
父が「むちゃくちゃな恥ずかしがりオーラ」を見事に発揮、
ふらふらと外に出て行ってしまったので
(あまつさえ、階段を使わず、締め切ったカーテンの隙間をむりやり突破して。。。)
追いかけるために、私と市村さんも慌てて外に出てしまったのです。
まさに「食い逃げ」の所行…本当に申し訳ありません。
でも・・・とても美味しいケーキでございました(笑)
仕事帰りのため、ラストのぺぺのみの参戦&ドレスアップできず、
というのが残念で仕方なかったのですが
あの演奏を聞いてしまうと・・・「それでも良い!これを聞けたんだもの!」ってなってしまいます。
踊って踊って・・・ほんとに気持ち良かったです。
最初は一番後ろで聞いていたのですが
「京マチ子の夜」でどうにも、身体がうずうずしてしまい・・・!
「パリのエリザベス・テーラー」を聞きながら、ピアノ側の前方10列目ぐらいまで進んでゆきました。
そうしましたら、私の目の前の小柄な女性は、エンジェルを纏って一心に踊っていて
彼女が動くたびに、エンジェルの香りが立ち昇って、、、ぺぺの演奏が鳴り響き・・・
とてもうっとりしました。
隣のカップルは、ライブが終わるまで、抱き合ったまま片時も離れず踊っていました。
菊地さんのライブに伺うようになってからというもの、
私は「ライブは五感で味わうもの」という思いが強まっていて
特に、ぺぺのライブがそれを一番実感します。
毎回お伝えしているような気がしますが、
早くも次のライブが待ちきれません!!
実は、次回は東京にも「シッティングのぺぺ」が戻ってくる気がするのですが
・・・この予想、いかがでしょうか・・・?
でも、もう一回スタンディングのクラブ・パーティーでも、もちろん構いません★
その場合、今度こそ「父と並んで踊りながら聞く」ということに挑戦してみようかと思います(笑)
(今回は、演奏が始まった途端はぐれてしまったので・・・)
長々と乱文失礼いたしました。
明日の授業も、どうぞよろしくお願いいたします。
菊地 様
拝啓
夏の様な日差しが眩しい一日となりましたが、昨日のお疲れが出ていらっしゃらないかと案じております。
昨夜は身も心も全てがゆっくりと溶けてしまう様な時間をありがとうございました。
まるで本能のままに激しく愛し合った後のイケナイお遊びの様な一夜でした。
(三浦氏→DE DE MOUSEさん→菊地様の流れを総称して)
前回の菊地様に宛てたメールでは…
「演奏後にいじめ、いじめられたくなってしまったらどうしよう…」などと不躾ながら書かせていただきましたが、
では実際はどうだったかと申しますと
「…両方かしら(笑)」と言った感じです(苦笑)
両方だなんて少しワガママかもしれませんね。
「始めは貴方が…で、その後は私が…が素敵」かと。
(みなまで申しますのは無粋な事だと思います為…内の言葉についてはご想像にお任せします…笑)
また何かの機会にお会い出来ましたら幸いです。
ツアーのお疲れが出ません様に、ご自愛下さい。
敬具
○×△
追伸
昨夜私はDJブースの正面(約30m位先)の柱近くに白のロングシャツを着て気持ち良く踊っていました。
(因みに1973年生まれです。)
もしかしたら菊地様が写されていた画像に小さく写っているかも知れません(苦笑)
このメールが菊地様に読まれている事を祈りつつ。
おやすみなさい。
your eyes only,恥知らずなわたしのメールがあなたのブログに。
恐縮です。I will masturbate hundreds times remembering of your voice;
all the joy that you give (or take away ) もう、退屈ではないのはあなただけ。
<キャプション>
写真では解りずらいが1メートル四方ぐらいある。よくある話だが、当の本人は挨拶に忙しく、一口も食べていない。これまたよくある話だが、スタッフが仕掛けたサプライズパーティーであって、会場を出ようとしたら100人ぐらいの有名人が待っていて(前回の写真)いきなり歌を歌い出したので、余りの事に思わず爆笑してしまった(ファンの方にも多くの花とプレゼントを頂戴しました。有り難うございました)。
ほとんどの人々と写真を撮り、菊地成孔ならぬ林家ペー孔のようなことになってしまったのだが、両手に花感溢れる一枚。「憂鬱と官能を教えた学校TV」の、校長(菊地成孔)と級長(坂田かよ)と、級長の友達(TOKIE)。タトゥーありのショーモデルと美人ベーシスト、どっちがワルだと思いますか皆さん。本当にワルなのは一見大人しそうな方でしょういつだって。
こちらはサプライズではない酒飲みの精鋭達によって繰り広げられたエグいまでのパーティー。打ち上げは富&下山チームのプレゴプレゴで早朝まで行われ、シャンパン6本、赤ワイン10本+アルファが7~8人の精鋭達によって処理された。筆者は結成5年目にして初の無重力の発生に成功。新宿にいながらにしてNASA的な経験を積んだ。
生まれた瞬間
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Jun-14-2010
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文字にして書くと、自分が美川憲一さんか假屋崎省吾さんになったかの様で、書き出す前から吹き出しそうになっていますが、その後、花に囲まれて暮らしています。業界筋の方と言わず、ファンの方と言わず、沢山の花束を頂戴し、とても嬉しく思います。ワタシは、非常に微弱な、微かとも言うべき花束フォビア(恐怖症)があり、美しさとグロテスクさの調和という原理に関して、お祝いの巨大な花束と女優さんの顔という二大象徴を慄然と愛しております。
花束は第一には視覚的な美が、第二には嗅覚的な美が(新宿歌舞伎町の部屋がシェーンブルン宮の熱帯植物園の様な生臭い甘匂で満たされています)ありますが、第三には聴覚的な美、つまり、部屋一杯の花束は、花束が呼吸する音や人間で言うと衣擦れに当たる音を立て、このサウンドは本当に素晴らしく、ジョン・ケージのいくつかの作品や、フィールドレコーディングされたピグミー族の歌唱(彼等は密林を歩き、回転しながら歌を歌うので)の背景、或いは拙作「花と水」の、楽器演奏をインプットしていない空白の中に、これの転化されたサウンドを聴く事が可能ですけれども、やはりレアな物はレアというだけあって異常に生々しく、しかも360度サラウンドですので、堪えられません。沈黙に近いほどの、非常に静かな、しかし強烈な絶頂感というものが、50代に入ってからの自分の表現になればと思う事しきりです。
これを書いている間に、47歳の誕生日を迎える事に成るでしょう。お恥ずかしいやら微笑ましいやら、誕生日の前夜に、ワタシは過労で倒れ、下痢性の風邪を引いて動けなくなってしまったので、下痢止め、その名もドンペリンという(笑)、皮肉もここに極まれリという錠剤を飲んで横になっています。過労といっても、ワタシは仕事ではほとんど疲れませんので、要は飲み疲れでして、そのうち40%ぐらいがドンペリニヨン疲れなのです。ですから医者にこれを処方された時は「マジかよ」と、若者のような反応をしてしまいました。
ですから現在、近所のオムニがポットに作ってくれたゴマの粥を食べながら、飲み残しの気が抜けたドンペリニヨンで、ドンペリンを飲んでおります(苦笑)。ワールドカップ韓国戦の晩は、この通り中が戦争の様になりましたので、随分と腸に響きましたが、祭りは楽しいものです。物凄いケンカがあったりして。血の気の多い韓国の人々は手よりも脚が先に出ますが、そのケンカのバックにスクリーンがあり、映っているのが「少女時代(韓国のアイドルグループ。この通りに住んでいる者なら、彼女達を知らぬ者はいません)」の、自慢の脚線美によるマズルカのようなローキックの振り付けだったりするので、事実は小説よりもなんとやら、というか、映画みたいだな本当に。等と思いながら、ついさっき髪だけは切りに行きました。長髪のオールバック、というので5周年を飾るべく伸ばしていたのですが、いかんせん暑いので(すみませんつい見栄を張ってしまいました。暑いと言うほど本数無いのですが)、夏に向けて軽くしたのです。グッタリしたまま散髪に行くのも密かな愉しみです。可愛い店員さんに「あれ、菊地さん熱ありますね」とか言われたりして。
古くからの御贔屓筋はご存知ですが、ワタシは贈り物を頂戴するのが滅法苦手でして(送るのは得意ですが)、特にお客様から頂戴するのは演奏や本のお代だけで充分ですので、毎年毎年、バレンタインだ誕生日だといった日には、特にスイーツを下さる方へ「もしワタシが食べきれずに賞味期限が迫ったら、近所のホームレスの人々の延命用に配ってしまう。ということに同意した方のみにして下さい」と書いてまいりまして(これは諧謔の類いではありません。日常と国状に被災された彼等が、年越しをアイスクリームのカロリーで乗り越えたりするのを、ワタシは日常的に見ています)、それでも数が減らず、あまつさえ「わたしからのショコラが後回しに成ったら、ホームレスの方に上げて下さって構いません。でも、このカードはどうか残して下さい」といったグリーティングカードが添えられたりする様になり、そしてそのうち、あの憎っくきインポ都知事による、口にするのもおぞましい「歌舞伎町浄化」の政策によって、ホームレスの人々は一人残らず、ワタシの近所からいなくなってしまったのです。ワタシを知る人々は「ファンの方から頂いた物は」といって食べようとしません。ホームレスの人々はワタシを菓子屋だと思っていたので、「助かるわあ」等といって美味しく食べてくれたのに。あと4分で47歳になります。東京は世界で最も食文化の発達した街であり、スイーツで手に入らない物はありません。ワタシは既に聴き、踊り、共振して頂く事で全てを頂戴しておりますので、どうか皆様の甘い物のセレクトセンスと愛は、最も愛する方に捧げて下さいますよう。少年期のワタシは、将来自分が、こんな文章をコンピューターを使って入力していようとは思ってもいませんでした。
いまこの瞬間、47歳になりました。体温はまだまだ10年前の37度です。お暇な方は昨年の今頃の当欄をご参照下さい。追悼文を書いて暮らした昨年の後半、その始まりが昨年のワタシのバースデーでした。あれから1年。平岡正明先生の、マイケル・ジャクソン氏の、ピナ・バウシュ氏の、忌野清志郎氏の、浅川マキ氏の魂は、悠々自適にして、我々とともにあります。我々は遠からず、一人残らずあちらの世に行きます。それまでの祭りを、共に愉しもうではありませんか。苛烈で残虐で無慈悲で、そして、滑稽で軽薄で愛と美に満ちた。
セネガルの英雄、ドゥドゥニジャエローズ氏は、演奏のたびにこう言います。「世界の平和と皆様の長寿をお祈り申し上げます」「アフリカでは、自殺や他殺の願望が芽生えたとき、薬も言葉も使わず、一日中タムタムを叩く」と。金とセックスの亡者の癖して、です(笑)。本当に素晴らしい。彼ほどの英雄と自分を並べる訳には行きませんが、ワタシは、ワタシが元気である限り、皆様が共に元気であれとしか世界をイメージする事が出来ない馬鹿者です。憎い奴も、嫌いな奴も、愛する者も、自分を脅かす物も、自分を守る者も、アメリカも、イスラムも、中国も、フランスも、北朝鮮も、あなたも、わたしも、総て、自分が元気でいる限りは、元気なのです。この世には、生と死しかない。中間層や様々な意味合いなど、無いのではないかと思います。48年前、ワタシの父親と母親がメイクラブして、47年前の本日、ワタシが生まれました。そして生涯をかけた音楽の冒険の途上、僅か47年目にしてペペトルメントアスカラールの5周年ツアーを終えたばかりです。47歳になって最初の仕事は、「どこにもないランド」の藤本敦夫さんとご一緒する事、次に昭和のキャバレー王、福富太郎さんと謁見する事、その次が小沼純一先生とレヴィ・ストロースに関する対談を行う事です。さい先良い事この上なし。今後とも変わらぬ御贔屓のほど、よろしくお願い致します。ごきげんよう。
「どこにもないランド」初米記念ギグ
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Jun-16-2010
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本日は恵比寿ウエゥティンホテル内の「龍天門」で食事をし、ヒルズシネマで「セックスアンドザシティ2」を観まして、これでミシュラン東京の星付き中華は全制覇したと同時に、SATCも全制覇した訳ですが(中年男性のくせに)、それはともかく、明日、南青山マンダラにて、ワタシがドミューンとNHK-FMで紹介し、一部で爆発的な話題と成っている56歳のニューカマー(違うんだけど・笑)、日本のミンガリングマイクこと藤本敦夫さんの「どこにもないランド」の発売記念ギグが行われ、47歳になりたてのワタシも参加します。
公式発表ではトークゲストのみになっておりますが、前夜公表となりますが、友情出演として、コーラスとサックスで2曲ほど演奏にも参加します。この人の音楽は凄いです。いままで倉地久美夫や今堀恒雄などのアウトサイダーアートを発見、助力して来たワタシが言うのだからして(笑)。間違いありません。それでは。
ハッピーバースデー梅雨(先代林家三平の小技)
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Jun-19-2010
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お暑うございます。突然ですが最速の速報を。「ジャズドミューン」の次回は6/25即ち一週間後です。いやそれにしても47歳というのは、マイルスもゴダールも思いっきり煮詰まっていた、実質上の引退期でして(その数年後、二人ともいきなりパワーアップしてカムバックしますが。二人とも交通事故で脚の怪我をし、それがやや後を引いた。という事も併せ、まったく関係無さそうなこの二人の、履歴上の唯一の近似点ですね)、研究家としてもファンとしても、ここは当然、自分も煮詰まるべきなのでしょうが、持ちユニット(ダブセクステット、ペペ、花と水)が総ていい具合に円熟期(もうちょっとで完璧である。といった様な、最も幸福な状態)である上に、新しいバンドを立ち上げ、次の自分のソロアルバムは何にしようか絞り切れていないという(初のヴォーカリストとしてのアルバムを出すのですが、ラテンだのジャズだのAORだのヒップホップだの設定出来うる方向性が複数有り、考えるの面倒くさいからいっそのこと出すのを止めてしまおうかというぐらいになっています)、両大学の恩師とは真逆のダメ生徒でして(当たり前ですが・笑)、これからは誰が敬愛するクリエーターですかと聞かれたら、ソクーロフとハンクモブリーとか言おうかしら、結構カッコいい!ふぁーあ。等と欠伸をし、ハナをほじりながら「セックスアンドザシティ2」の、キラキラしたパンフを指弄ぶ様にめくっている訳です。
今回「これじゃセックスもシティもないじゃん」という悪評が多い様ですが、そんなことよりもパトリシアフィールドの威力がいきなり100分の1ぐらいにガクッと落ちた事が指摘されるべきでしょう。何となく予想はついていた事とはいえ、たった2年でお婆ちゃんのチンドン屋みたいになってしまったのには驚きました。ここまでマダム服がコーディネート出来ない人とは。このままでは、ワタシの世代(映画の冒頭、キャリーが86年上京である事が示されます)のお洒落SATC族の諸君等の行く末はシンディローパーそっくりさん大会だけになってしまう。やはりゲイがぴったりそばに居てあげないとあの有様なのだろうか。と、いうのも、キャリーがゲイウエディングの控え室で(以下、ネタバレばかりになるので自粛します)。
と、これからフラウの「時事ネタ嫌い」を書くので、プレゴプレゴの金子シェフが系列店の店長/料理長に栄転した事や、今週末のジ・アウトサイダーが楽しみな事や、そのあと大腸ポリープの手術が憂鬱な事や(手術自体は日帰りで、ちょっと楽しみな程です。シャクショウとかショウシャクとか言って、ポリープを電気の通ったハリガネでジュっと焼き切るのです。憂鬱なのは、以後2週間ほど酒が飲めず、肉食が出来ない事なのです。嗚呼)、現在製作中の00年代全集が、予定を超えた規模のモノになりそうな事はまた後日。といった感じで。新首相はグッチ裕三氏と似ています。特に笑顔が。あ、そうか、これをフラウに書こう。それではごきげんよう。
<キャプション>
恵比寿ウエスティンホテル内「龍天門」にて。これで東京の星付き中華は制覇だとばかりに、髪を切り、メガネを新調し、台湾のバディ・ホリー風のルックスで挑んだものの、悪くは無いがうーんやはり星付き中華は通わないと舐められるのだろうか。いや、センスもフーレイカもレイカサイもそんなことなかったしな。来週もっかいいってみよううん。といった感じ。写真には写っていないが、後方に我が国を代表するスピリチュアリスト氏がいました。
ジャズ界屈指の魔女である恩師・橋本一子先生(筆者が音楽学校の生徒だった時期に、合奏の授業を担当)と。サマンサよりもずっと上!!
47歳になって最初に食べた兎。リドヴォーを抱き込んでローストしている。ブリッコラにて。
菊地成孔の関連サイト
<菊地成孔マネージャーの速報>
http://ameblo.jp/naganuma/
このタイトルだけだと、マネージャー個人の、毎日の日記だと勘違いされてしまう方が多いのですが(笑)、菊地成孔の仕事の情報が網羅されています(いっぱいあるのでどんどんめくって下さい)。チケットや内容に関するお問い合わせ先にもなっています。
<ペペ・トルメント・アスカラールのmyspace>
http://www.myspace.com/kikuchinaruyoshi
インターネット物に関する参加/把握が<ホームページ>までで、ミクシィ以降さっぱり。のネット馬鹿なのですが、スタッフが運営するというので<マイスペース>なるものを始めました(なので、ワタシは触っていません)。今の所ペペ・トルメント・アスカラールのみの物ですが、評判が良ければダブセクステットもやろうと思います。
<「服何故01」>
http://ksuque.blog.drecom.jp/archive/278
菊地成孔のモード批評書「服は何故、音楽を必要としているのか?」の映像サイト(ファンの方が作って下さいました)です。これは本当に凄い。読みながら観ると、情報量が5冊分に増え、5倍お得。
<「ダブ・オービッツ特設サイト」>
http://www.ewe.co.jp/duborbits/
菊地成孔ダブセクステットのセカンド・アルバム「ダブ・オービッツ」の特設サイトです。視聴や楽曲解説以外にも特典コンテンツ満載。
菊地成孔の連載
<ニューメロ・トーキョー(WEB)>
http://numero.fusosha.co.jp/extra/ito_kikuchi/
久しぶりのウエブ連載で、しかも伊藤俊治先生との対談。という、脱力でも入力でもない、絶妙な湯加減のオトナのカルチャー対談になっております。連載のタイトルは「遊び飽きかけている遊び人達へ」。
<マットグロッソ(WEB)>
http://www.matogrosso.jp/
http://matogrosso.jp/soundtrack/soundtrack-03.html
「マットグロッソ」というウエブマガジンです。小説にサントラはあり得るか?といった、まあ、文芸批評と音楽批評をくっつけたお遊びですね。
<ROCKS>
http://www.shibuyabooks.net/special/rocks/
1)渋谷。の本屋さんがやっている、2)ロック文化主体。の雑誌、と、ダブルアウェイな媒体ですが、「都市の同一性障害」というタイトルで、ワタシの撮影した写真とエッセイで、大判の見開き2頁を使った連載をやっています(2000文字)。
<フラウ>
http://watashi-frau.com/
「菊地成孔の時事ネタ嫌い」という連載で、社会時評の真似事をしております。(3800文字)
<ファッションニュース>
http://www.fashionnews.jp/magazine/fashionnews/
「服は何故、音楽を必要としているのか?」という連載で、パリ、ミラノ、東京のファッションショーと、使用されている音楽との関係について批評しております(この連載をまとめた物が「服は何故、音楽を必要としているのか?」です)。(6000文字)
<リレーションズ・ドット>
http://www.re-lations.co.jp/
いまどき珍しい勝ち組マガジン(駅で貰えます)「リレーションズ・ドット」で、「恋と声の話」という連載をしています。タイトル通り「声」と「恋」に関するエッセイです。(1500文字)
<先ずは急告を。今月の「ジャズドミューン」は6/25即ち明後日ですが、時間帯ならびにパーソナリティーに若干変更/追加があります。スタートは21時より、パースナリティはワタシと大谷君、そしてブラジルからやってきた新人ADエルメート・パスコアル君の3人でお送り致しますのでお楽しみに。え?演奏?共演?そんなもん見てのお楽しみですよ(笑)>
さて、オールドファンの諸氏、或いは、アルバム「野生の思考」のライナーノーツを御一読頂いた方以外はご存じないでしょう。12年前、35歳のワタシは、突然高熱を出し、解熱剤を飲んでも飲んでも下がらなくなり、とうとう40度近くなったので、東京女子医大に入院しました。
病名は「壊死性リンパ結節炎」という、特に成人男性にとっては、非常に珍しい病気で、戦後、この病院で、成人男性がこの病気で入院したのはあなたが初めてだと言われましたが、その言葉をどう受け止めたかどうか、全く覚えていません。ワタシは既に40度を超える発熱が一ヶ月以上以上続いており、体重は30キロ台になり(食事がとれず、解熱剤と点滴だけで生きていたので)車椅子に座り、半分気を失っていたのです。
「野生の思考」のライナーにも書きましたが、ワタシは小説を書く才能が無く、普段はそれを欠損とは思いませんが(小説家ではないので)、2ヶ月に渡るこの入院経験を想起するときばかりは歯ぎしりせざるを得ません。あの、肛門から一番強い解熱剤を挿入され、たった1時間で体温が6度近く下がる間、本当にハープとフルートの音が大音量で聴こえて来るハイスピードの法悦について、その後、4時間かけて体温が6度上昇する時の、看護婦5人掛かりで押さえつけているのを総て弾き飛ばしてしまう程の、痙攣に近い震え(物凄く寒い訳です)を伴った煉獄的な法悦について、小説でなければ詩作の才能でも良い。アントナン・アルトーやアンリ・ミショーばりの名作を日本の文学史に残せるのにと思うばかりです。
一言で言えば、ツケが溜まっていたという事なのでしょう。0歳から7歳までの1960年代、8歳から17歳までの1970年代、17歳から27歳までの1980年代、そして28歳から37歳に向かわんとする90年代と、恥ずかしながらワタシは、余りの事に我ながら晴れ晴れと笑ってしまう程に、本当にリスキーでロクでもない生き方をしてきました。快楽に何の畏れも恐怖もない、無知で狂った、陽気で面白くて恐ろしいワタシのカミソリとスピーディーぶりは、一緒に遊んでくれる仲間達が時に震え上がる程でした。1年365日笑い続け、演奏している時も、していない時も、誰かを殺しかけている時も、誰かに殺されかけている時も、何も感じていない時さえ、常にけたたましく笑っていました。そして、この入院中に、その笑いが途絶えたのです。笑うどころか、声を出す体力すら失っていたワタシは、まさに声なき声で(只今菊地成孔、高温で消毒中。消毒中。くっくくく)と笑いながら、表情は完全な無になっていました。莫大なツケを払いながら。
病名が同定され、治療薬が見つかって(ステロイドでした)、治療は奇麗に決まり、ワタシは退院しました。体重30キロ代のまま退院する日の、何かが総て焼き尽くされたかのような午前中の強い陽射しが忘れられません。人生で何度目かの、法悦の極点が過ぎ、そして実際、何かは総て焼き尽くされていたのでした。退院してワタシはすぐに、ほとんどその足で、デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンの立ち上げに着手し、第二期のスパンクハッピーを、自分のユニットとして再始動させたのです。
これがワタシの、1990年代の終わりにして、00年代の始まりです。
そして本日、12年後の、00年代を経由した、47歳のワタシは、同じ病院から同じ様に退院して来ました。女子医大は、総合センターこそピカピカの最新型になりましたが、入院棟は手つかずのまったく同じレトロ建築でしたので、いやもうあのナースステーションの感じ、あの食事を運ぶワゴンの感じ、あの、窓から見える景色、夜中に就寝を告げる放送の音、壁からカーテンからトイレから洗面所から、ベッドに貼られる名札の書式までまったく同じなのです。
干支が一巡し、ワタシはまたしてもツケを払ったようです。今度は、普段着で本を読みながら下剤をたくさん飲んで、手術はものの5分で終わりました。良性の大腸ポリープ持ち成人男性が、戦後何人目なのかはわかりません。入院は一泊。というか、実質上の半日でした。「次にツケが溜まったら来ますよ。そんときゃ60、次が72、次が80、92、104、116まあもう、そんなんなったらツケもへったくれも無いですよね。ははははは」と、ワタシはベッドを叩いて別れを告げました。去年の今頃だったんじゃないかな、そういえば泣いてたよな。マイケルが死んで。
12年前にワタシを押さえつけてははね除けられて慄然としていた看護婦さん達の、娘さんに世代にあたる若い看護婦さんは「まあ、お酒はね、少し控えて下さいね」と、ニコニコしているのでした。「はあい」と言いながら、ワタシも少し笑いました。この12年で一番変わったのは、笑い方だと思います。なんせ入りが朝の9時、消灯が夜の9時、退院が朝の9時ですから、まともに眠れやしません。ワタシの10年代は、どやら民族学的な周期で訪れるリセットは今回、居眠りしている間にやってきた格好になりました。
<キャプション>
ジェネラル・ルージュの凱旋(何か自分が執刀医みたいな服だが、実際は肛門の所に穴があいていますこれ)
40年振りぐらいで喰ったよ病人が喰うオカユ!胃が悪く無いのに食事が軽いってどういうことよ!
主観カメラにて。たった一泊の長いこと長いこと。
ドミューン/アウトサイダー(写真のみ)
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Jun-26-2010
誕生日祝いと退院祝いとジャズドミューンの感想がひしめいてエラい事になっておりますが(笑)、有り難うございます。退院などというと大袈裟に聞こえますが、患部が直腸に近かったので車や電車に一晩乗るなという事だけであって(揺れるとこう、何かの拍子に患部――5ミリ程度ですけどねーーが開いちゃうと面倒じゃないですか)、実質的には瀬術後にはそのまま帰宅出来る程度のものですのでどうか御心配なく(不安が満遍なくはびこる社会ですので、ちょいと病気したと書くと、深く移入してしまい、死の縁をさまよったかの如く、物凄く心配される方がおられるので。そうではないということを結構丁寧に書いているつもりなのですが、不安に取り憑かれてしまった方というのは、人のいうこと聞いちゃいませんから・笑)。
良性の大腸ポリープといったら、ワタシの世代でしたら性別を問わず、一個か二個は飼っている物なのです(内視鏡で観ないと解らないだけで)。一度検診にいって、あの黒いホースみたいのを肛門から突っ込んでご覧なさい。等と書くと、またしても要らぬ不安を煽ってしまいそうですが(笑)、もうしょうがないですねこれは。大変な武勲を上げたらしい侍ブルー(ブルーで良いのか?という疑問が払拭出来ないんですが、ジャズメンとしては・笑)の諸君そして管内閣に頑張って頂きたいです。
といいますか、昨今、相撲界のファンタジーはがし傾向に顕著ですが、メディアで起る事に対する反応が粘膜接触的というか、要するにデリケート/ヒステリックですね。繰り返しに成りますが、このご時世、仕方ありませんが、入退院だけでなく、昨晩のジャズドミューンの反応メールも、「(パスコアール氏が)キレまくって大変だったでしょう」とか、「一喝されて場がその場が全員凍りついてましたね」といった反応が非常に多く、いくら何でも、そんな、キレまくったり、一喝したりする人ではないと思うのですが(笑・あれはまあ、お爺ちゃんが、思った通りにならなかったので説教はじめた。という図だと思いますが)、とはいえ、以後、格闘技ファン対応のテクニカルタームを使えば、レアの道場を見せられるとやはり客には刺激が強いものなのでしょうか、気難しい大物とのテストセッションでは、あれは必ず起る事です(もっとヤバく、いきなり意図的に恫喝してセッション相手を掌握せんとする人も沢山います。特に、戦中~戦前生まれの世代でレジェンダリーな人は。因に、ですが、それを一切やらない、良寛様みたいなタイプの代表に、山下洋輔さんがいます)。
しかしですな、いくらスピード時代とはいえ、昨日の今日で暴露話。というのは早すぎるのであと4時間ぐらい寝かせるとしてもですな(笑)、いっちゃあアレは、猪木×アリ戦みたいなものです(事前に「ナルちゃん、全部話し通ってるから。事前に打ち合わせも出来るから。ばっちり」と聞かされて現場に行ったら、本人オンエア直前に入るし、話一切通ってないんだもん・笑)。セッションも、事前にやるかどうかまったく確認せずに本番の流れで始まっちゃったので(冷静に考えたらヒドイ話ですよこれ・笑)、奥さんと仲良く気持ちよくやって貰ったし(しかもその段階で、大幅に時間押してたので)、さあ終わらせよう~と思ったら、こ~れが、始~まっちゃったんですね~(笑)。
再びしかし、ワタシとしては、ファンには伝説の、「小鳥の腕時計」を鳴らせて頂けた事(気難しいユーモリストであるパスコアール氏は、エレヴェーターの中でしかアレを鳴らさない事で有名なので)、ティポグラフィカとペペトルメントアスカラールを聴かせ、その間、何か念仏みたいのを唱えながら、ポリリズムを見事に指で叩き続けているお姿を隣で見れた事(そして、光栄な事に、お褒めの言葉まで頂戴しまして)で、自分がやるべき仕事はした(決まったのが収録4日前だったのにも関わらず)と満足していますが、ひとつだけ残念だったのは、予定通りの時間進行だったら、初音ミクであるとか、Jプログレであるとか、パフュームであるとか、小野リサさんであるとか、日本の音楽をもっといっぱい聴いて頂き、感想を貰う予定で、山ほど持って行ったんですが、自分のだけになってしまって大変申し訳ない。
何れにせよ、ドゥドゥやゴダール等と並び、あの歳にしてチャーミングで元気一杯、おそらく「TVショーに出演する」と聞かされて来たと思うのですが(笑・ジャズドミューンつっても解らないでしょうからね。おそらく、渡辺貞夫さんでも)、アピアーやコマーシャルも忘れないラティーノの逞しさに溢れた、生身のレジェンドと相席させて頂く機会を与えてくれたドミューン代表の宇川直宏さんに感謝すると同時に、エルメート・パスコアル氏の日本公演の成功、そして最低でも600年程の長寿をお祈り申し上げます。
とさて、以下、告知ですが、トークイベントが二つありまして、ひとつは小沼純一先生とお送りする、朝日カルチャーセンターの「レヴィ=ストロースに聞け」でして、こちらが何と、とっくに完売しております(驚愕。どうして?)。が、内容ややハードコアになりますので(「神話学最終巻」の、有名な「ボレロ」論について。等々)、最早一切遠慮会釈なしに書きますが、レヴィ=ストロースも何も知らないが、とにかくワタシに会いたい。といった方は、チケットを持っていても来ないで下さい(ジョークではないですコレは)。そうすると、構造人類学を学び、それが現代の音楽家にとってどんなインスパイアを与えているかの例について聴講したかったものの、さあ予約しようと思ったら、ファンに買い切られていた。といった、向学心溢れる学生さん達にキャンセル待ちが回って来ます。
次に「ナイト・ダイアローグ・ウィズ」の次回ですが、元ファッションニュース編集長、現WWDモバイルの編集長である向千鶴氏と、ユナイテッド・アローズのクリエイティヴ・ディレクター栗野宏文氏と共に、「ハイモードの今後/ファッション全体の今後~ニヒリズムとオプティミズムを超えて」といったテーマでお送りします。
http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1020932
ワタシがモード関係のトークイベントを行うのは「服は何故?~」の出版記念に、お祝いみたいな感じで栗野さんと二人で行ったのが一回あるだけですので、ガッツリしたのは今回が実質初めてという事になります。栗野さんはファッショニスタであれば知らぬ者は無し。という方ですので省かせて頂きますが、向(むこう)さんは、ワタシの「服は何故?」の連載の開始からずっとファッションニュースの編集長であり、WWDのモバイル部門立ち上げに際してそちらに移動されたばかり。パリコレの取材もご一緒させて頂いた仲でありまして、つまり、売り手の代表とメディアの代表、そしてランウェイ・ショー(の、特に音楽と演出)のみを対象とする批評家という特殊な立場の(ワタシの事ですが)三者によるモード界全体を見渡したトークショーとなります。こちらはまだ残席ありますので、特にファッショニスタの方、ワタシの連載のファンで、モード界の動向読みがカルチャーシーンの状況読みと重ねられる様な読み方をされている方(多いんですけどねこれが)等、御興味あります方はどうぞ。
としまった、手術前日に行ったジ・アウトサイダー第12戦の事を書くスペースが無くなってしまった。すんげえ良い大会だったのに!最前列で、高須甚一郎さんと並んで観たので、ずっと緊張して面白かったのに!といった話はまた後日にし、本日は写真のみにて。饂飩と粥と水だけで暮らしています(凄い調子良い)。それではごきげんよう。
<キャプション>
暴徒の鎮圧。キレたり恫喝したりがあったのは、正しくはこちらの方である。詳しくはリングスのホームページ参照。
最前列だったので、カメラ小僧の真似事も出来る(ズームなし)。世界格闘技界でも屈指のエロ度を誇るアウトサイダーのラウンドエンジェル(正式名称)たちだが、口笛のひとつも鳴らない。日本の不良は実に硬派である(会場からはプヲタはほとんどいなくなり、再び選手の仲間、筆者の様な好事家、ジム関係者という、甲子園状態に戻りつつある)。
暴徒の鎮圧中にパチリ。本当はピースサインが出したかったのだが、とても出せる状態ではなかった(ギャングみたいな格好をした高須氏が筆者の前を右往左往していたし)。
菊地成孔の関連サイト
<菊地成孔マネージャーの速報>
http://ameblo.jp/naganuma/
このタイトルだけだと、マネージャー個人の、毎日の日記だと勘違いされてしまう方が多いのですが(笑)、菊地成孔の仕事の情報が網羅されています(いっぱいあるのでどんどんめくって下さい)。チケットや内容に関するお問い合わせ先にもなっています。
<ペペ・トルメント・アスカラールのmyspace>
http://www.myspace.com/kikuchinaruyoshi
インターネット物に関する参加/把握が<ホームページ>までで、ミクシィ以降さっぱり。のネット馬鹿なのですが、スタッフが運営するというので<マイスペース>なるものを始めました(なので、ワタシは触っていません)。今の所ペペ・トルメント・アスカラールのみの物ですが、評判が良ければダブセクステットもやろうと思います。
<「服何故01」>
http://ksuque.blog.drecom.jp/archive/278
菊地成孔のモード批評書「服は何故、音楽を必要としているのか?」の映像サイト(ファンの方が作って下さいました)です。これは本当に凄い。読みながら観ると、情報量が5冊分に増え、5倍お得。
<「ダブ・オービッツ特設サイト」>
http://www.ewe.co.jp/duborbits/
菊地成孔ダブセクステットのセカンド・アルバム「ダブ・オービッツ」の特設サイトです。視聴や楽曲解説以外にも特典コンテンツ満載。
菊地成孔の連載
<ニューメロ・トーキョー(WEB)>
http://numero.fusosha.co.jp/extra/ito_kikuchi/
久しぶりのウエブ連載で、しかも伊藤俊治先生との対談。という、脱力でも入力でもない、絶妙な湯加減のオトナのカルチャー対談になっております。連載のタイトルは「遊び飽きかけている遊び人達へ」。
<マトグロッソ(WEB)>
http://www.matogrosso.jp/
http://matogrosso.jp/soundtrack/soundtrack-03.html
「マットグロッソ」というウエブマガジンです。小説にサントラはあり得るか?といった、まあ、文芸批評と音楽批評をくっつけたお遊びですね。
<ROCKS>
http://www.shibuyabooks.net/special/rocks/
1)渋谷。の本屋さんがやっている、2)ロック文化主体。の雑誌、と、ダブルアウェイな媒体ですが、「都市の同一性障害」というタイトルで、ワタシの撮影した写真とエッセイで、大判の見開き2頁を使った連載をやっています(2000文字)。
<フラウ>
http://watashi-frau.com/
「菊地成孔の時事ネタ嫌い」という連載で、社会時評の真似事をしております。(3800文字)
<ファッションニュース>
http://www.fashionnews.jp/magazine/fashionnews/
「服は何故、音楽を必要としているのか?」という連載で、パリ、ミラノ、東京のファッションショーと、使用されている音楽との関係について批評しております(この連載をまとめた物が「服は何故、音楽を必要としているのか?」です)。(6000文字)
<リレーションズ・ドット>
http://www.re-lations.co.jp/
いまどき珍しい勝ち組マガジン(駅で貰えます)「リレーションズ・ドット」で、「恋と声の話」という連載をしています。タイトル通り「声」と「恋」に関するエッセイです。(1500文字)
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