金
14
10月
2011
お越し頂いた総ての皆様、可愛らしいマックスと、マイメン大谷君、ロフトでスピニングしてくれた(しまも、ほぼ無償で)、DJクリスタルを始めとする、DJの方々(残念ながらロフトには伺えませんでしたが)に感謝します。恵比寿では案の定お3方が演奏中に倒れ喧嘩が一件、独自に潰れて倒れた方が数名いたそうですが、火事と喧嘩は江戸の華、喧嘩は大歓迎ですが、倒れたうちお一方は最前列でしたので、ケンタやジョウセイがうわーうわーと指差し、類家君に至っては白熱のソロ中だったので(笑)、目を白黒させながらトランペットは吹き続けるという有様で、不謹慎ながらとても面白かったです(後日、メールで「演奏中に人が倒れたの、初めてみました。。。。」とありました。さすがジャズ一本槍・笑)。
勿論、周りの方が巻き込まれて要らぬ怪我をするとか、倒れたご本人が頭など打って重いケガなどされたりしたら面白がる訳には行きませんので、無事を確認した上での面白がりですが、ワタシがステージ上から見た限り、ワタシと同年輩もしくはいくつか下なだけの、つまりはオッサンで(もしかなりの年上だったり、逆にお若い方でしたら失礼。日本人の「見た目年齢」は本当に混迷の時代に入りました)、しかもイチゲンさんとおぼしき方でしたので、これは前回の当欄に書いた通り、「粋な夜電波」もしくは東京ジャズ等でワタシ乃至DCPRGを知り、何も知らず興奮してしまったジャズおじさんである可能性が高く、この方は怪我無く済みましたが、類例がこれからどんどん増加すると思われますので、とにかく、足腰が弱く、人ごみが無理で、長時間立っているのがキツく、大音量で目が回る等の方は、悪い事は申しませんので、我々の実体には触れず、携帯やPCの中だけでお楽しみ頂く事を強くお勧めします。ゲロでも吐かれて、長年のファンの方のお召し物が汚れてはいけませんし(こういうのはこのバンドだけです。とはいえ他は他でまたいろいろとリアルな障壁があるのですが・笑・とにかくオッサンの皆様に於かれましては頑張って下さいと、声を大にして申し上げたいです)。
というか、着席鑑賞派の方にはブルーノートがあるではありませんか(笑)。しかしこちらはこちらで、様々なトラブルが予想されますが(笑・とにかくワタシは、この公演でどのような事故やクレーム発生事象が起ころうと、一切の責任は取りかねますので、その旨予めご了承くださいませ。お越し頂く皆様に於かれましては、とにかくお好きなだけ、好きな様にして頂きたいと思います)。
とはいえ、我々が3時間コースのフロアギグに進出したばかりの頃は、どんなものだか知らずにフロアに迷い込んでしまった人々が大勢いらして(これは、そもそもどんなものだが我々も新人で、フロアにアナウンスが行き届いてなかったので、致し方なかったのですが)、今は亡き恵比寿みるくでのギグでは、毎回救急車が出ていたのです。そもそもポリリズムですから肘や頭が周囲とぶつかり易く、ネットの文章だけで興奮してしまったインテリ少年少女がバタバタと倒れて行く様は爽快ですらありました。懐かしい光景です。
ドキュメンタリー映画には使われていませんが、あのインタビュー中に申し上げた事は、ユーザーの皆様方に於ける、ポリリズムも、エレクトリックマイルスも、アフロポップも、何もかもが、10年前とは比べ物に鳴らぬ程のリテラシーを獲得しており、結局ワタシがDCPRGの音組織構造の説明をする時、10年前と全く変わらぬ事を(新しいトピックもあるにはありますが、基本的には)話すにしても、「通じている感」が今や雲泥の差で、つまり今は「きちんと通じている感」、10年前は「全然通じてない感」があった。という訳ですが、リテラシーの総てがそうである通り、マーケットというものが閉鎖系で、その内部の存在全体に、一律同程度に上がる。という事はあり得なく、要するに「話が通じる人が飛躍的に増えた」というだけで、変わらず、或は10年前よりも酷く「まったく何も解っていない人」も増えている事は確かです。情報社会が、逆にまったく何も知らない事に臆せぬ人。と増加させるメカニズムは自明にも近い構造ですが、勿論これは、「何も知らぬ人」への差別や嫌悪ではありません。無知結構、無欲尚更結構。とにかく体力は実体的な物ですから、そこの読み違いによる事故は予め回避して頂ければと思うだけです。
随分と長いことかかりましたが(諸般の事情により、約二ヶ月かけて)、人間ドックの結果全容が先日明らかになりました。お陰さまで(若干のコレステロール高という、中年の食い道楽病を除けば)何の問題も無く、たった一点のみ、左耳が高域難聴になっていました。武勲と考える事にします。写真は何かのプログレバンドとかのジャケットではなく、ワタシの頭部MRIの写真です。毎年同じ所見が出るのですが、ワタシの脳は、脳と脳の間にある「透明中隔」というゾーンが生まれつき人よりも分離しているそうで(笑)、この分離している空間の存在によって、ワタシの創作や人生に様々な結果が出ている事は間違いない思われます。ダイエットは劇的には進んではおらず、現在61キロですが、何とか次のホットハウス日本橋までには58に落とそうと思っています。
この年になって、まさか天気予報を読む事になるとは思いも寄らず、新人バンドマンの様に緊張しまくってしまいました。ああいうのは、予報士とかなんとか、何らかの資格を取得した方しか読んではいけないと思っており、自分は良い感じのBGMを選べば良いとタカをくくってしまい、本番当日に恐ろしい事実を知ったのです。少女時代のアルバム発売延期(によって特集も延期)、警視庁に呼びかけ、天気予報読み、菊地秀行先生の登場、と、もの凄いのが4連発で入りまして(笑・総て同じ日に知ったので)、「粋な夜電波」のシーズン2はまだ始まった気がしないほど緊張したままです。とはいえフライングネタバレになりますが、明日のオンエアは収録です(笑)。再びとはいえ、だからといって緊張が解けた訳ではないのですが。とにかくリラックスするのは11月からという事になりますので、ラジオを聴きながら緊張が転移するなんてまっぴらだ。という方は聴取をお控え頂き、11月から、もしくはシーズン1の録音をお聴き頂く事を強くお勧めします。
というのも、明日よりDCPRGのレコーディングセッションの二回目でして、三日連続で行うからです。オンエア中は別のスタジオでサークル/ラインの新メンバーによる再演などを録音している頃でしょう。毎度の事ながら平行していくつか仕事をしています。現在は、物凄く久しぶりで、作詞家としての仕事をしています(アーティスト名、アイテム名はまだ公開出来ませんが)。デモテープを聴き、ヴォーカリストの声を空想で当てながら日本語の作詞をするというのは随分と楽しい仕事だなあと、懐かしく思い出しています。もう何年ぶりぐらいだろうか、前にやったときは、確か作曲がテイトウワさんだったような気がします。
ある日、夏がはっきりと去って行き、秋がはっきりと現れました。今年を特別な年であると思う気は更々ありません、しかし、ワタシに課せられた3月のあの出来事のツケは、取りあえず最初のステージだけは何とか終わろうとしています。震災で延期になっていた「花と水」の公演が、11/3に行われるからです。我々はよく「話を元に戻しましょう」と言います。しかし、話など元に戻さないのがジャズメンなのです。再びしかし、ワタシは南博さん、そして東信さんと3人で、話を一回だけ、一晩だけ、元に戻すことになりました。話を元に戻しましょう。演奏と、花と、水によって。
10/17 類家心平4ピースバンド「sector b」リリパ
10/18 川勝正行トークイベント(*SOLD OUTです)
10/19 ジャズドミューン
10/24 スカパラのライブにゲスト出演(於:大阪)
11/3(文化の日) 「花と水」特別公演